
みょうがをよく買ったりもらったりするけれど、日持ちがしないのよね。
みょうがは味噌で漬けたり、みょうが味噌を作ったりすることで、長期保存できるようになるんです!
旬である夏にはスーパーでも安く手に入るようになりますし、周囲の方にもらう機会も増えると思います。
シャキシャキとした食感と爽やかな香りが特徴のみょうがですが、そのまま冷蔵庫に入れておくと3日ほどしか保存できません。
みょうがは、味噌汁の具や薬味としても使われることが多いですが、そのほかにもいろいろなアレンジ方法があるんですよ!
この記事ではみょうがを長期保存するための方法や、みょうがを使ったおすすめのレシピを紹介しています。
みょうがの味噌汁に合うおすすめの具材も紹介しているのせ、ぜひ最後まで読んでみてくださいね♪
みょうがは味噌で保存期間が長くなる!レシピなど紹介

一般的に、みょうがを冷蔵庫で保存しようとすると、袋にいれたままでは3日ほどしか持ちません。
しかし、みょうがを味噌漬けやみょうが味噌にすることで保存期間を伸ばすことができるようになります。
みょうがの風味を長期間楽しむためにも、みょうがの味噌漬けのレシピやみょうが味噌の作り方をご紹介します!
みょうがの上手な保存方法についても紹介していきますので、参考にしてください。
みょうが味噌なら1週間日持ちする常備菜として大活躍
まずは、みょうが味噌のレシピを紹介していきます!
みょうがを刻んで、味噌と炒めることで、1週間ほど保存できるようになりますよ♪
材料はおうちにあるものばかりなので、簡単に作ることができます。
- みょうが:100g(5~7個)
- 梅干し:1個
- 味噌:大さじ1.5
- 酒:大さじ1
- みりん:大さじ1
- 顆粒だし:小さじ1/4
- すりごま:大さじ1
- ごま油:小さじ1
みょうが味噌の作り方を見ていきましょう。
- 作り方①みょうがは千切りにする
- 作り方②調味料全てを別の容器で混ぜ合わせておく
- 作り方③梅干しは種を取り除き、ペースト状になるまで叩いておく
- 作り方④フライパンにごま油を熱してから、みょうがを炒める
・みょうがが透き通ってきたら、調味料を入れる
・みょうがが焦げないように混ぜ続ける - 作り方⑤梅のペーストを入れて混ぜ合わせたら、すぐに火を消す
みょうが味噌は、みょうがが苦手な子供でも食べやすく、ご飯に乗せたり野菜と和えたりしてもおいしいです!
常備菜としてもおすすめで、冷ややっこや豚しゃぶに乗せてもおいしく食べることができますよ。
味噌漬けにすれば3週間保存可能でおつまみにも最適
みょうがを味噌漬けにすることで、保存期間は3週間ほどになります。
みょうがを調味料に漬けるだけと簡単に作ることができるので、材料や作り方を説明していきますね!
- みょうが:100g(5~7個)
- 味噌:100g
- 酒:大1
- みりん:大1
- 塩:適量
作り方は以下の通りです。
- 作り方①みょうがをきれいに水で洗う
・根元の汚れている部分は切り落とす
・表面の汚れが取れない部分は、ひと皮剥く - 作り方②水気をよく切ったら、みょうがを縦半分に切る
- 作り方③みょうがに塩を振って何度か揉み、10分ほど寝かせる
- 作り方④みょうがを寝かせている間に、鍋で調味料を合わせる
・味噌、酒、みりんを、アルコールが飛ぶまで熱する
- 作り方⑤味噌にみょうがを漬ける
・味噌が冷めてから、水気を絞ったみょうがを入れる
・みょうがが味噌でまんべんなく漬かるように浸しておく
・半日ほど冷蔵庫で寝かしたら完成
味噌漬けにすることで、みょうがの辛味が抜けて味噌の風味が増すので、ごはんのお供にもぴったりです!
お酒を飲むあなたには、おつまみにもおすすめですよ♪
料理に合わせてみょうがの切り方を工夫しよう
みょうがの切り方は、どのようにして食べるのか用途に応じて使い分けていきましょう。
切り方を変えると、みょうがの食感や風味が変わりますよ♪
ここでは、千切りと小口切りの切り方やどのような料理に合うのかを紹介していきます。
みょうがを切る前の下準備として、まずはみょうがをきれいに洗ったあと、根元の汚れている部分を少し切り落とします。
根元以外にも、洗っても汚れが取れない部分があれば、表面もひと皮むきましょう。
千切り
みょうがの食感を楽しみたい場合には、千切りがおすすめです。
- みょうがを縦半分に切る
- みょうがの切断面を下にして、縦に置く
- 端から1~2㎜の幅で細く切る
繊維に沿って切るため、シャキシャキとした食感が残りやすいです。
そうめんや豆腐、刺身などの薬味に使う場合や、味噌汁の具として使う場合にも千切りがおすすめです。
根元まできれいにバラバラにしたい場合は、芯にV字で切り込みを入れて取り除いておくといいですよ!
小口切り
他の食材と合わせたいときには、小口切りが馴染みやすくておすすめです。
- みょうがを横向きに置く
- みょうがの腹を押さえて、先端から1~2㎜幅の輪切りにする
繊維を断ち切るように、細かく輪切りにすることで、他の食材とも馴染みやすくなるんです。
千切りと違って、芯もそのまま切ってしまえば問題ありません。
みょうがの風味を存分に堪能したい場合は、水にさらさずにそのまま食べることをおすすめします。
しかし、食感を楽しみたい場合や鮮やかな色味に仕上げたい場合は、水や酢水に10分ほどさらしておきましょう。
風味や食感を保つ冷蔵と長期保存できる冷凍の方法紹介
ここまで、みょうがを味噌と合わせることで長期保存できると紹介してきましたが、普通のみょうがはどれくらい日持ちするのでしょうか?
保存方法を工夫すると冷蔵では最長20日ほど、冷凍では最長2か月ほど保存できるようになります。
シャキシャキとしたみょうがの食感を楽しみたい場合は、冷蔵保存がおすすめですが、保存期間はあまり長くありません。
一方、味噌汁や炒め物に使う場合には、長期保存可能な冷凍庫での保存をおすすめします。
冷蔵保存した場合と、冷凍保存した場合に分けて紹介していきますね。
冷蔵保存
みょうがを保存するときのポイントは、乾燥させないことです。
袋に入れて保存する場合と、タッパーに入れて保存する場合の2つを紹介していきます。
まずは、袋に入れて保存する場合です。
- みょうがを優しく洗う
- 濡れたキッチンペーパーで包む
- 保存袋に入れて冷蔵庫で保存する
袋に入れて冷蔵庫で保存する場合の期間は、10日程度となっています。
乾燥すると香りがなくなってしまうので、軽く湿らせたキッチンペーパーに包んで保存するようにしてください。
保存期間はやや短いですが、みょうがの爽やかな香りもそのまま堪能することができます。
キッチンペーパーは2~3日程度で乾燥してくるので、こまめに取り替えるようにしましょう。
続いては、タッパーに入れて保存する場合です。
- みょうがを優しく洗う
- みょうがが浸るくらいの水をタッパーに入れて蓋をする
タッパーに入れて冷蔵で保存する場合の期間は、20日程度となっています。
みょうがを丸ごと保存することで、水に浸したときに栄養が損なわれることを防ぐことができます。
キッチンペーパーに包むより日持ちするようになりますが、なるべく早く使うように心がけましょう。
冷凍保存
冷凍保存では1~2か月程度保存することができるので、長期保存したい場合におすすめです。
ただし、シャキシャキとした食感や独特の風味は損なわれてしまうので、味噌汁や炒め物など火を通す料理に使いましょう。
炊き込みご飯に入れてもおいしいですよ♪
- みょうがを優しく洗う
- みょうがを千切りやみじん切りにして、水気をよくふき取る
- 1回に使う量に分けてラップで包んでから保存袋に入れる
解凍は自然解凍ですが、味噌汁の具に使う場合は凍ったまま入れてしまえばいいので楽です!
丸ごとでも冷凍保存できますが、刻んでから冷凍すると使うときに便利なのでおすすめです。
丸ごと冷凍する場合は、綺麗に洗ったあとにしっかりを水気をふき取ってから、1本ずつラップに包みましょう。
水気が残ったまま冷凍すると、食べるときに水っぽくなるのでしっかりふき取るようにしてください。
みょうが味噌汁の組み合わせ3選と美味しく作るコツ

味噌汁の具としても人気のみょうがですが、どんな具材と組み合わせればいいのでしょうか?
いつも同じような具材になってしまう味噌汁も、みょうがのさっぱりとした風味が加わることでより美味しくなりますよ。
みょうがを使った味噌汁の作り方や、みょうがの食感や風味を楽しむためのポイントまで紹介します!
ここでは、みょうがの味噌汁にぴったりな具材の組み合わせを3つ紹介していきますね♪
香ばしくジューシーなナスがおいしいみょうがの味噌汁
みょうがの味噌汁を作るときにおすすめの具材は、ナスです!
ナスとみょうがは相性がいいので、いろいろな料理で幅広く使われる組み合わせです。
作り方を紹介していきますので、今晩の味噌汁に悩んでいるあなたは参考にしてみてください。
- ナスを乱切りにして、みょうがは千切りにする
- フライパンにごま油を熱し、ナスは皮目から焼く
- 鍋にだし汁を熱し、焼いたナスを加えて、沸騰したら味噌を加えて火を止める
- 火を止めたところにみょうがを入れて完成
ナスをあらかじめごま油で炒めることで、ジューシーなナスの味をより楽しむことができます。
みょうがは煮込むのではなく、最後に添えるように入れることでシャキシャキの食感が残りますよ!
定番の豆腐とわかめの味噌汁にみょうがでアクセント
味噌汁の定番である豆腐とわかめの味噌汁に、みょうがを加えたレシピを紹介していきます。
みょうがが加わることで、程よいアクセントとなり、さらにおいしくなるんです♪
- 干しわかめは水で柔らかく戻して、水気をきる
- 豆腐はさいの目に、わかめは食べやすい大きさに切っておく
- 白ねぎは幅1㎝に切り、みょうがは千切りにしておく
- 鍋にだし汁を熱し、豆腐をさっと煮る
- わかめを加えて、味噌を加える
- 火を止めたらみょうがを入れて完成
わかめの風味と、みょうがの爽やかな香りがクセになる一品です。
ふわふわ卵とシャキシャキみょうががクセになる味噌汁
続いては卵を使った味噌汁を紹介していきます!
ふわふわの卵と、シャキシャキ食感のみょうがは、食欲が湧かないときでもおいしく食べられます。
- みょうがは千切りにしておく
- ボウルに卵を割り入れて、切ったみょうがを加えて混ぜ合わせておく
- 鍋にだし汁を熱し、味噌を加える
- 一旦火を止めて、卵とみょうがを一気に入れる
- すぐに再沸騰させて、卵が固まりだしたら2~3回かき回して完成
卵とみょうがを先に混ぜておくことがポイントです!
みょうがと味噌のレシピで簡単に作れる3つを紹介♪

みょうがは爽やかな風味やシャキシャキの食感から、素麺の薬味などで生のまま食べることが多いですよね。
みょうがは薬味としてそのまま食べるだけではなく、いろいろな料理に使ってもおいしいんです。
みょうがの旬である夏は、夏バテでご飯を食べたくない時もありますよね。
そんなとき、いろいろな食材と相性が良いみょうがなら、爽やかな風味によって食欲がないときでも食べやすい一品が完成します。
ここでは、みょうがと味噌を使った人気レシピを3つ紹介していきます!
詳しい材料やレシピを見ていきましょう!
みょうがの味噌焼きは5分で出来ちゃう簡単おつまみ
5分で作れる簡単なみょうがの味噌焼きのレシピをご紹介します。
切ったみょうがに調味料を塗って焼くだけなので、とても簡単に作ることができます。
まずは、材料です。
- みょうが:3個
- 味噌:小さじ2
- みりん:大さじ1/2
- 砂糖:大さじ1/2
- すりごま:大さじ1/2
- 大葉:2枚
作り方も簡単ですよ♪
- 作り方①みょうがは綺麗に洗って縦半分に切る
大葉は千切りにする - 作り方②味噌やその他の調味料を混ぜ合わせる
- 作り方③みょうがの切り口に混ぜ合わせた味噌を好きなだけ塗る
- 作り方④味噌を塗ったみょうがをオーブン又はトースターで5分ほど焼く
- 作り方⑤食べるときはお好みで大葉をのせる
爽やかなみょうがと香ばしい味噌が、相性ばっちりの簡単おつまみです♪
みょうがと豚肉を炒めればさっぱりと食欲そそる一品に
次にご紹介するレシピは、みょうがと豚肉を使った味噌炒めです。
野菜やお肉と炒めることで、食欲の湧かないときでもご飯がすすむメインのおかずになりますよ♪
今回はオクラを使いましたが、他の野菜で代用してもおいしそうですね。
- みょうが:6個
- オクラ:10本
- 豚バラ肉:200g
- みりん:大さじ2
- 味噌:大さじ1
- 塩、コショウ:少々
- ごま油:小さじ1
作り方も、切った材料を炒めるだけなので簡単です。
- 作り方①みょうがは綺麗に洗って縦半分に切る
- 作り方②オクラはガクを取り、塩を振って板ずりをする
・板ずりしたオクラは、洗ってから斜め半分に切る
- 作り方③豚肉を食べやすい大きさに切り、塩コショウを少々ふる
- 作り方④調味料を混ぜ合わせておく
- 作り方⑤フライパンにごま油を熱したら、中火で豚肉を炒める
みょうがとオクラを順に加え、強火で2分ほど炒める - 作り方 ⑥調味料を加えてさっと炒め、食材と絡んだら完成
美味しく作るポイントは、みょうがのシャキシャキとした食感が残るように炒めることです!
ナスとピーマンを使った美味しい夏野菜の味噌炒め!
続いては、みょうがが旬な夏に合わせて、夏野菜を使った味噌炒めを紹介していきます!

夏バテで食欲がない日でも、一口食べればご飯が止まりません!
材料は以下の通りです。
- みょうが:3個
- ナス:1本
- ピーマン:3個
- 味噌:大さじ2
- 砂糖:大さじ1
- 酒:大さじ1
- みりん:大さじ1
- 豆板醤:小さじ1/2
- 水:50cc
- サラダ油:大さじ1
材料がそろったところで、さっそく味噌炒めを作っていきましょう!
- 作り方①みょうがは綺麗に洗って粗めの千切りにしておく
- 作り方②ナスとピーマンは食べやすい大きさに切っておく
- 作り方③調味料を混ぜ合わせておく
- 作り方④フライパンにサラダ油を熱し、ナスとピーマンを強火で炒める
- 作り方⑤ナスがしなっとしてきたら、調味料を入れて絡める
- 作り方 ⑥最後にみょうがを入れて、水分が飛ばすように炒めたら完成
豆板醤による甘辛な味付けと、さっぱりしたみょうがの風味でごはんが進む一品です。
まとめ

- 3日ほどしか日持ちしないみょうがも、みょうが味噌や味噌漬けにすることで、長期保存が可能になる
- みょうが味噌では1週間、味噌漬けでは3週間ほど日持ちするようになる
- みょうがのシャキシャキとした食感を楽しみたい場合や味噌汁に入れるときは、千切りがおすすめ
- みょうがをほかの食材と合わせたいときは、小口切りにすると馴染みやすいのでおすすめ
- みょうがを保存するときは、乾燥しないように注意することで鮮度を保つことができる
- 保存袋に入れて冷蔵保存する場合は、10日ほど保存可能で、濡れたキッチンペーパーで包んでから保存袋に入れる
- タッパーに入れて冷蔵保存する場合は、20日ほど保存可能で、みょうがが浸るくらいの水を入れて蓋をして保存する
- 冷凍庫で保存する場合は、1~2か月ほど保存可能で、刻んで1回に使用する量ごとにラップに包んでから冷凍すると便利
- みょうがの味噌汁には、なす、豆腐やわかめ、卵などの美味しい組み合わせがたくさんある
- 野菜や肉の味噌炒めに、みょがを加えるだけで簡単にできる美味しいレシピを3つ紹介
袋に入れたまま冷蔵庫に入れておくと3日程度しかもたないみょうがも、味噌と合わせることで長期保存が可能となります。
おすすめの保存方法や切り方も参考にして、みょうがの風味や食感をより長く楽しんでください。
薬味としてだけでなく、メインのおかずとしても使うことができる食材なので食欲のない日にはおすすめですよ♪