猫はご飯が足りないとき、食後も落ち着きがなかったり、器をなめたりしてサインを出します。
動物は言葉で伝えてくれないので、飼い主のあなたが足りないサインに気づいてあげることが大切ですよ。
ご飯が足りないサインとして、猫は飼い主のあなたにまだご飯を食べていないとアピールします。
アピールがかわいいからとご飯をあげすぎるのは、肥満や病気にもなってしまう可能性も。
猫のご飯は、朝、昼、夜と3回に分けて猫のからだに合った適正量を用意してあげるのがベストですよ。
この記事では、猫のご飯が足りないサインやベストな時間や量、おすすめのご飯の与え方を調べました。
ご飯が足りないサインを出されると、かわいくてついご飯やおやつをあげてしまいますよね。
ドライフードや食べる量に気をつけるのも大切ですが、猫の健康も考えるならゆっくり咀嚼することも必要です。
早食い防止用の凹凸があるフードボールを使ってゆっくりと食事すれば、吐き戻しも少なくなりますよ。
猫のご飯が足りないサインはどんな様子なのか調査
猫のご飯が足りないサインは、食器をなめたり、私たちが食事の際にまだご飯を欲しがったりします。
ご飯を与えてるのに、足りないサインをされると満足しているか不安になりますよね。
食後ご飯が足りないサインはありますが、足りたサインはしないのであなたが日頃から、猫の様子を観察するのが大切ですよ。
人間と違って、猫は会話ができません。
猫のご飯が足りないサインが分かれば、あなたに気持ちが通じたと感じて猫もうれしいでしょう。
この項目では、猫がご飯を食べて足りてないときと足りているサインを調べました。
猫には主に3つのご飯の量が足りないサインがある
猫のご飯が足りないサインはいくつかあります。
主なご飯が足りないサインはこちら。
- 食器をなめまわして足りないとアピールする
- 人間が食事を始めたらご飯を欲しがる
- 落ち着きがなく、食事場所の匂いを嗅ぎまわっている
猫は空腹を満たそうとするために、食べ物を探す回数が増えるかもしれません。
猫にこういった動きがあると、ご飯が足りていないサインです。
我が家でも、ご飯を食べたいときにはご飯の器の近くで待機していますよ。
ご飯が足りないので、猫は満足できずアピールします。
猫は少し遊ぶと機嫌がよくなり、ご飯を食べなくても満足する場合がありますよ。
サインをみて猫のご飯が足りているか見分けられるよう、日頃から観察してくださいね。
かわいい猫のためにも、ご飯が足りないサインを理解して、満足させてあげましょう。
食後の機嫌を観察して猫が満足しているか見極めよう
食後に猫の機嫌がよく、寝たり転がったりしている場合はご飯が足りているサインです。
下腹部を触ってみて、猫のおなかが膨らんでいれば満足していると分かりますよ。
ご飯が足りているときには、満足していて足りないサインを出さずに落ち着いているでしょう。
我が家の猫もよく観察すると、ご飯が足りているときはごろごろと転がって満足気な顔をしていますよ。
猫は、ご飯が足りていてもサインをする場合があります。
理由としては、あなたに遊んでほしいと思っているまたは、おねだりしていると考えられますよ。
人間と同じように、遊んだり、運動をたくさんしたりなどご飯が足りない理由があれば、少し追加でご飯をあげるのはOK。
ご褒美でおやつをあげるのはいいの?
ご褒美として、たまにおやつをあげるのはいいわよ!
日々の運動量によって、少し増やすのは猫も消化ができるので大丈夫でしょう。
かわいくても、おねだりされたからといって少しずつご飯をあげると肥満の原因にもなるので注意してくださいね。
ご飯が足りているサインはありませんが、観察していると足りているのかどうか分かりますよ。
おねだりなのか、そうでないのかを判断して、猫に合ったご飯の対応がとれるようにしましょう。
猫のご飯の時間はいつが理想?回数や適切な量も解説
猫にご飯をあげる時間は数回に分けて与える必要があり、適正な量は年齢や体格によって変わります。
ご飯が足りないサインがあると、猫のご飯の回数や適切な量が正しいのか確認したいところ。
1日にご飯をあげる時間は、等間隔の時間を空けて2回以上用意するのが理想です。
猫はご飯を少しずつ食べる習性があるので、数回に分けて適量をあげると病気になるリスクも減らせるでしょう。
この項目では、ご飯を用意する時間や回数、猫の大きさや年齢・運動量による適正量を解説します。
1日の適正量を最低でも2回以上分けてご飯を用意しよう
猫のご飯の時間は1日に最低でも2回以上必要で、ライフスタイルに合わせて数回に分けて用意してください。
猫の場合一回の食事では、十分に消化、吸収ができないためです。
ご飯を用意する時間の間隔の例はこちら。
- 2回…8時と20時
- 3回…8時15時22時
間が等間隔になるようにご飯の準備が必要ですよ。
猫は年齢により消化機能の差があるので、必要なご飯の回数が変わります。
年齢別のご飯の回数の目安はこちら。
年齢 | ご飯の回数 |
---|---|
子猫 (1歳まで) | 1~2か月頃:3~6回 3~6か月頃:3~4回 7~12か月頃:2~3回 |
成猫 (1歳~7歳) | 2~4回程度 |
老猫 (7歳~) | 3~5回程度 |
あくまで目安の回数なので、食べる量や、猫が吐き戻ししない量が分かると調整がしやすいですよね。
猫は本来おなかが空いているとき、少しずつ食べる習性の動物です。
回数を分けて、空腹の時間が短い方がストレスがたまりにくくなりますよ。
猫はストレスで拒食症、過食症になる場合もあります。
置き餌をするという方法もありますが、衛生的にはおすすめしません。
置いたままのご飯を嫌う猫もいます。
我が家の猫は、風味や味に厳しいので1日2回の食事とおやすみの日にはおやつというように用意していますよ!
あなたのライフスタイルや猫ちゃんに合ったご飯の時間を決めてくださいね。
ご飯の時間、回数を、こまめにしてストレスなくおうちで過ごしてもらえるようにしましょう。
猫に合ったご飯の量は年齢や体格と運動量によって違う
猫にはそれぞれの適正量があり、年齢や大きさ、運動量によって違います。
用意するご飯は、大体30〜70gのドライフードが適正な量ですよ。
運動の多い成猫:1kgあたり80kcal/日
運動の少ない成猫:1kgあたり70kcal/日
成長期の子猫:1kgあたり100~200kcal/日
老猫:1kgあたり60kcal/日
適正な1日の食事量はここから逆算してください。
計算式は下記のとおりです。
食事量 = 体重 × 1kgあたりに必要なカロリー ÷ キャットフード100gのカロリー ÷ 10
猫の年齢や体の大きさで、量が変わってきます。
成猫になると、2〜8キログラムとそれぞれ大きくなり、運動量も違うでしょう。
人間でも、運動するとおなかが減りたくさんたべますよね。
猫も同じなので、たくさんあそんだ日にはご飯をいつもより多めに入れてあげて、おやつなどで調整してくださいね。
一回の量が多いと、その量になれてしまい摂取量が増える場合もあるので気をつけましょう。
猫の大きさに合った適量を、数回に分けてご飯の時間に入れてあげるといいですよ。
適正量を見極めて体格に合わせた食べ方を見つけよう
猫が適正量よりもご飯を欲しがる場合には、できるかぎり無視してください。
おねだりする姿が、いくらかわいいからといって甘やかすと猫もしっかり覚えます。
ご飯の食べ過ぎが、肥満や病気になる場合もあるので、つらいかもしれませんが無視してくださいね。
おやつではなく、ドライフードをあげるといいわよ!
ご褒美としておやつをあげるのはいいですが、甘える度にあげるのはやはり健康にもよくありません。
おやつのかわりにドライフードを2〜3粒あげましょう。
ドライフードは栄養面でもあまり偏りがなく、ご飯の量から少し分けて与えれば1日の適正量が調節しやすくなります。
ご飯の量を増やすのではなく、あげる回数を増やすといいでしょう。
少しずつ小分けにすれば、空腹の時間が少なくなりいつものご飯の量でも満足してくれますよ。
猫の健康や長生きもしてもらうために、ご飯の与え方を工夫して満足させてあげられるといいですね。
少しの工夫で満腹感も得られるときもあるので、猫に合った方法を探してみましょう。
猫のご飯のおすすめは?人気のドライフードや器を紹介
猫の食べない、食べ過ぎる場合には、健康に気を遣った種類豊富なドライフードや、器やがあると便利ですよ。
健康によくてネットでも購入できるドライフードがあると、飼い主としては安心して猫にご飯を用意できますよね。
早食いを抑える器を使えば、食べ過ぎてしまう場合もゆっくり食べられるので食事よ時間がよいものになるでしょう。
猫のご飯の与え方を考えられている商品を上手に使うと、早食いや大食いを防げますよ。
この項目では、猫のご飯におすすめのドライフードや食べ過ぎ防止の器、食べ方について調査しました。
ご飯のおすすめは無添加で味の種類が豊富なニュートロ
ニュートロナチュラルチョイスなら、無添加で健康にもよく味の種類も多いので、グルメな猫におすすめです。
ニュートロがおすすめな理由はこちら。
- 主原料に自然素材を使用
- AAFCO(米国飼料検査官協会)に認定されている
- 着色料、香料、添加物不使用
ニュートロは、自然素材のドライフードです。
年齢に合った種類もあるので、猫の健康や成長に合わせて安心して与えられますね。
猫は食事を大切にするので、同じものばかりだと味に飽きてしまってご飯を食べなくなるときもあります。
ニュートロのドライフードは、年齢に合わせての種類や味もバラエティ豊富なので猫が食べ飽きる心配もないですよ。
ネットで購入すると、店頭価格より安く買えて便利です。
買い物に行くと、重たいし助かるわ!
味の種類を変えてご飯をあげると猫も喜ぶので、賞味期限だけ確認してまとめ買いしておくのもいいでしょう♪
早食いは食べにくく工夫されている器で予防しよう
早食いがクセになっている猫には、食べにくく工夫されたフードボールがおすすめです。
犬、猫兼用ですが猫は数回に分けてご飯を用意するのでSサイズで十分!
器のなかに凹凸があり食べるのが困難になるので、食事をゆっくり食べてくれますよ。
少しずつゆっくり食べると満腹感もあり少量で満足ができるので、猫の吐き戻し対策にもちょうどいいですよ。
滑り止めもついていて、安定して食事ができるわよ。
滑り止めはありますが、器のフチにくぼみがあるので飼い主はすぐに持ち上げられて便利でしょう。
陶器製の器なので、割れたり、破損したりする心配もありますが、倒れないように器自体は少し重く作られています。
凹凸があると、洗いにくいのではと心配になりますよね。
こちらのフードボールなら、80度〜100度のお湯で熱湯消毒もできるので衛生面もバッチリですよ。
積み重ねもできるので、多頭飼いの場合にも収納場所に困りません。
器や、食べ方を工夫して、猫がストレスなく食事ができるようにしましょうね。
食べ方を工夫してご飯の量を増やさず満足してもらおう
ご飯の与え方や食べ方を変えると、ご飯の量を増やさずに猫に満足してもらえますよ。
食べ方の工夫は以下のとおり。
- お湯でふやかしてかさを増す
- 少し食べづらい器でゆっくり食べる
- おもちゃで遊びながらおやつをあげる
- ドライフードにだしパックを入れる
だしパックは好みによりますが、風味がつくことにより食欲が増すそうですよ!
赤ちゃんや、年配の猫になるとドライフードのカリカリが固くて食べられません。
適正量よりも多く食べ過ぎるのもダメですが、あまりにも少ないのも私たち飼い主としては心配ですよね。
柔らかくしてあげると、食べやすく適切な量を食べてくれる場合もありますよ。
豆腐が食べられる猫ちゃんは、ご飯にかけてかさ増ししてあげるのもタンパク質が取れてよいでしょう。
猫は食事を大切にしているので、フードの風味や好き嫌いがあると思います。
私の家の猫も基本的にはチキン系のものしかたべませんが、同じものも食べません。
あなたのおうちの猫の好みの方法で、工夫してあげましょう!
まとめ
- 猫のご飯が足りないサインはいくつかある
- ご飯が足りないときは、食後も落ち着きがなかったり、器をなめたりしてアピールしてサインを出す
- 満足していると猫はごろごろとしてご機嫌になるので、日頃の観察が必要
- ご飯は最低でも1日2回以上に分けて用意する必要があり、猫は年齢で消化機能の差があるので必要な回数が変わってくる
- 猫のご飯には適正量があり、年齢や大きさ、運動量によって違う
- 適正量あげた後にご飯が足りてないサインがあっても、無視してご飯をあげないようにする
- 猫のドライフードでは、ニュートロナチュラルチョイスが無添加で健康によく味の種類が多いのでおすすめ
- 早食いがクセになっている場合は食べにくく工夫されたフードボールもよい
- ご飯の与えかた食べ方を工夫すると、ご飯の量を増やさずに猫に満足してもらえる
猫のご飯が足りないサインの大半は、あなたに甘えるか、アピールします。
日頃から猫を観察するとご飯が足りているのか、足りていないのかがよく分かりますよ!
猫もあなたの大切な家族なので、ご飯の適正量や回数に注意して、いつまでも健康で長生きできるようにサポートしましょう。
時間や回数を決めて、数回に分けてご飯を用意すると消化の負担や吐き戻しも少なくなり猫の長生きにもつながります。
猫が欲しいときにご飯やおやつをあげると、肥満にもなり健康にもよくないので与え方にも気をつけましょう。
食いしん坊な猫には、食べにくい凹凸があるフードボールで、ご飯を用意するとゆっくり食事ができるので適正量でも満足しますよ♪