あなたは、マイボトルコーヒー派ですか?
実は、マイボトルコーヒーの美味しい作り方には、淹れ方ごとにコツがあるんです♪
この記事では、時短+ひと手間のコツで叶う、ラクで美味しい作り方3選をご紹介しています!
ところで、コーヒーをマイボトルで持ち運ぶと、こんなことはありませんか?
- 香りやコクがなくなった
- 酸っぱい味になった
コーヒーは、空気に触れると酸化が進み、温度が高い状態が続くと酸化のスピードが速くなります。
そこで、匂いと酸化の対策や、コンビニやカフェにマイボトルを持参した場合の各店舗の特徴や、適したボトルもご紹介します。
マイボトルコーヒーの作り方のコツと美味しく飲むための対策、そしてマイボトルのケアのポイントをおさえれば、あなたもマイボトルコーヒー派になるかもしれませんね♪
マイボトルコーヒーの作り方3選!コツは豆とひと手間
それでは、さっそくマイボトルコーヒーのラクで美味しい作り方のコツを紹介しましょう!
時短+ひと手間の、「作り方のコツ」をマスターすれば、マイボトルコーヒーをもっと楽しめますよ。
コーヒーは、温度が高すぎる状態が続くことや、急な温度変化、そして空気と触れることで酸化が進み、味や香りがそこなわれます。
できれば、淹れたてを飲むのが一番美味しいですが、マイボトルに入れて、少しでも長く美味しく飲める方法があれば助かりますよね。
水出し、インスタント、ドリップバッグの美味しい淹れ方のほか、美味しく飲めるコツやアイテムを活用して、好みのマイボトルコーヒーを見つけてみてくださいね♪
水出しなら甘味とまろやかな苦味♪作り置きもできる!
まろやかな甘みや、柔らかい苦みが出て、コーヒーが苦手な人でも飲みやすい「水出しコーヒー」は、作り置きできるので、マイボトルに持っていくのにもぴったり!
でも、水出しコーヒーって、スッキリと飲みやすい反面、「薄い」とか「香りがない」と言われがちなんですよね。
原因は、豆の粗さと、水に対して豆の量が少ないから。薄い、香りがないと感じるなら、解決策がありますよ。
解決策1つ目は、「細挽き」「深煎り」のコーヒー豆をえらぶこと。(挽き方と煎り具合については後述します。)
解決策2つ目は、コスパが悪くても決められた水の量を減らしてみること。
「水出しコーヒーパック」も市販されているので、手軽に試すことができますが、自宅での作り方も簡単なんですよ。
<用意するもの>
・お茶パック 1~3枚
→コーヒー粉を複数個に分けて詰めてもOK
・挽いたコーヒー豆80~100g
→豆の挽き方は、「細挽き」が適している
→豆の煎り具合は、酸味の少ない「深煎り(中深煎り以上)」がおすすめ
・ピッチャー(今回は1Lが入るもの)
・浄水器を通した水 (又は「軟水」のミネラルウォーター) 1L
→水道水を一度沸騰させ常温まで冷ましたものでもOK
→沸騰させていない水道水をそのまま使うとカルキでコーヒーの風味が損なわれることがある
→酸味が抜けやすい特性を持つ「硬水」を使うとちがう味わいになる
・【+ひと手間】をする場合は、90℃のお湯を20ml(注ぐ水の量の2割)
用意ができたら、さっそく淹れ方をご説明します!
- 手順1お茶パックにコーヒー粉を詰めて「コーヒーパック」をつくる
挽いたコーヒー粉を詰めて口を閉じる
【+ひと手間】
コーヒーパックをピッチャーに入れ、90℃のお湯を20ml(注ぐ水の量の2割)注ぎ、3分蒸らす - 手順2コーヒーパックを先に入れてから、残りの量の水を注ぐ
あとからコーヒーパックを入れると浮いてしまい、豆に水が浸透するのが遅くなる
- 手順3ふたをして冷蔵後で半日(8~12時間)ほど放置しておく
半日たったら、コーヒーパックをそっと引き上げて完成!
だんだん酸味が出るので、1~3日以内に、できるだけ早く飲みきる。
※常温放置だと早く抽出できるが味わいは強めに仕上がる
※20時間以上つけておくと、雑味(不純な味)やえぐみ(苦みに近く舌ざわりがザラザラする)が出るので避けたほうがよい - 【+ひと手間】粉っぽい場合は、飲む前にドリップ用のフィルターでこす
キッチンペーパーで代用可能!
コーヒーパックをピッチャーに放置している間に、コーヒーパックからコーヒー粉がもれることがあります。
気になる場合は、お茶パックをもう1枚用意して、コーヒー粉を入れたパックの上から、口がさかさまになるようにかぶせて二重にすると安心。
コーヒー粉をそのまま入れられる専用フィルターで、ラクに作れる「水出しコーヒーポット」という便利なグッズもあります。
ガラス製ではないから割れる心配がなく、横置きできて便利ですよ♪
水出しコーヒーを作り置きしておけば、マイボトルに注いで持ち出すだけ♪
氷を入れる場合は、溶けてしまうことを考えて、少し濃い目に入れておくとよいですね。
水出しをゆっくり温めると時間経過で味の変化が少ない
水出しコーヒーは、湯せんで、ゆっくり温めると、時間がたっても、香りが飛ばずに美味しく飲めますよ♪
でも、お出かけ前は急いでいることも多いから、湯せんとなると時間が足りないかも…。
そんなときは、レンジの500Wや弱モードなどで温める方法がありますよ。
「飲み物モード」などで温めすぎたり、沸騰させてしまったりすると、美味しさが損なわれます。
途中で何度か温度を確かめながら、少しずつ温めるとよいでしょう。
この方法だと、4時間後でも味の変化がほぼなく美味しい!
…という声もありますよ。試してみる価値、ありますね!
すぐ飲めるときはインスタントの美味しいひと手間4つ
時間がないけど、マイボトルにコーヒーを持っていきたいとき、インスタントコーヒーを美味しく飲める【ひと手間】4つをご紹介します。
ただし、作った直後は、普段のインスタントコーヒーより美味しいと感じたものの、マイボトルで持ち運んだ2時間後にはすでに味も香りも落ちていました。
作ってマイボトルに入れた後、すぐに飲める場合に試してみてください♪
- ひと手間1インスタントコーヒーの粉を少量(ティースプーン1杯)の水で溶いてからお湯を注ぐ
ていねいに溶かすほど風味が良くなる
- ひと手間2お湯の温度を熱くしすぎない
沸騰させて少し温度が下がった90℃程度のお湯で作ると、コーヒーの美味しさをより楽しむことができる
※90℃程度になる目安は、沸騰して火を止めてから45秒ほど待った頃 - ひと手間3電子レンジでチンするとコクが深くなる
カップにコーヒー粉と「水」を入れ500Wで1分40秒ほど加熱すると、あじわいが凝縮され、コクや酸味が豊かになる
- ひと手間4テフロン加工のフライパンを使って、インスタントコーヒーの粉を弱火で煎る
香ばしさがアップ♪少し色が変わってきた程度で火を止めて、すぐにカップに移す。少量だと焦げやすいので注意!
私も、インスタントコーヒーがどこまで美味しくなるのか、そしてマイボトルで持ち運んでも美味しいままなのかが気になったので、試してみました!
マイボトルコーヒーを作る条件 | 少量の水で粉を溶いたあと、水をさらに注ぎ、レンジでチンしたインスタントコーヒー (粗熱をとってからマイボトルに入れる) |
コーヒーの分量 | フリーズドライのインスタントコーヒー2gに水140ml(規定の分量どおり) |
作り方 | レンジで温め【500wで1分40秒くらい/途中で2回ほど温度確認】 |
作った直後に飲んだ感想 | 普段作るインスタントより、口の中に広がる香ばしさと苦味が上品!酸味は若干感じる |
2時間後に飲んだ感想 | 直後に感じた香ばしさはすでになく、雑味と酸味が出ていて美味しくない |
素人の感覚でも、2時間後には、すでに味も香りも落ちていました。これは、マイボトルで長時間キープしておくのは難しいかもしれません。
ドリップバッグは30秒蒸らすひと手間で味を引き出す
インスタントコーヒーでは味気ないけど、ハンドドリップしている時間はないとき、ドリップバッグの「30秒蒸らし」が美味しくなるコツです。
- 沸騰させて少し温度が下がった90℃程度のお湯で作るとコーヒーのおいしさをより楽しめる
※90℃程度になる目安は、沸騰して火を止めてから45秒ほど待った頃 - お湯を注いだら一旦止めて、20~30秒待って蒸らすと、味を引き出せる
私の家族も、よくドリップバッグのコーヒーを淹れますが、蒸らしは必須だとこだわっています。コーヒー好きは、すでに普段から実践しているかもしれませんね。
こちらも、マイボトルコーヒーで試してみました!
マイボトルコーヒーを作る条件 | 90℃前後のお湯を注ぎ一旦止めて、20~30秒待って蒸らしたドリップバッグコーヒー (粗熱をとってからマイボトルに入れる) |
コーヒーの分量 | 中深煎り・細挽き7gのドリップバッグコーヒー |
作り方 | 20~30秒の蒸らし後に、3回ほどに分けてお湯を注ぐ(お湯の量:200ml) |
作った直後に飲んだ感想 | 香ばしい香り/お湯の量が多かったのか、酸味もコクも控えめに感じる |
2時間後に飲んだ感想 | 酸味は作った直後と変わっていないが、香りが落ち、くすんだ香りに変化 |
インスタントコーヒーのときに感じたような酸味は、淹れた直後も、時間がたった後も感じませんでした。
ただ、淹れた直後は香ばしかった香りが、2時間後にはくすんだ感じに変わり、香り全体が落ちた印象でした。
こちらも、マイボトルでの長時間の持ち運びには、適していないようです。
ただし、熱すぎないお湯と「蒸らし」のひと手間は、普段ドリップバッグのコーヒーを美味しく飲むときに使えるワザです。
ぜひ、試してみてくださいね!
コーヒー豆の基本!挽き方と煎り具合の種類を知ろう
コーヒーの淹れ方をご紹介する前に、「コーヒー豆の挽き方」と「コーヒー豆の煎り具合」を知っておくとわかりやすいので、はじめにご説明しましょう。
コーヒー豆の挽き方は、細かければ細かいほど、粒がお湯に触れやすくなることで、成分が抽出されて、苦く濃くなります。
細かいものから、「極細挽き」「細挽き」「中細挽き」「中挽き」「粗挽き」となります。ちなみに、水出しコーヒー向きなのは「細挽き」です。
薄めで苦味が少なく酸味がやや強い味が好みなら、粗めに挽くことで調整できますよ。
また、コーヒー豆は、浅く煎るほど「酸味」が強く、深く煎るほど「苦み」が強く感じられます。
- 酸味が強い浅煎り
酸味が強い。苦みがなくさっぱり、フルーティー。
- 標準中煎り
苦みと酸味のバランスがよい。
- 中煎りと
深煎りの中間中深煎り酸味と苦みがほぼ同じだが、やや苦みが勝っている焙煎段階。コクや苦みが十分に引き出され、香りが高い。
- 苦みが強い深煎り
苦味やコクを味わう。銘柄によっては甘味が出る。
焙煎時間が長く、酸味が消えて香ばしさと苦味が出る。時間がたっても苦味でカバーできる。
このあと紹介する「水出しコーヒー」なら、中深煎り以上(中深煎り・深煎り)がおすすめですよ。
牛乳を入れて飲みたいならコップに注いでから
マイボトルのコーヒーに牛乳を入れたいときは、面倒でも、水筒に付属されているコップか、別のカップにコーヒーを注いでから加えるようにしましょう。
水筒やタンブラーの中で、牛乳を長時間揺らしながら持ち運ぶことで、腐ったり、変質してガスが発生したりする原因になります。
ガスの発生によって、ふたが開かなくなったり、中身が噴き出したりすることもあるようです。
乳成分がパッキンの隙間に入ることで、匂いの原因にもなりますよ。
ハンドドリップの味を再現できるタンブラー
ハンドドリップの味と香りを、「フレンチプレス」で手軽に再現できるタンブラーをご紹介します!
こちらは、コーヒープレスとステンレスボトルが一体になっていて、コーヒーを淹れたらそのままマイボトルとして、持ち運べるんです♪
時短と本格的な美味しさの両方をかなえたいあなたは、このようなマイボトルを活用して、「フレンチプレス」という方法で楽しんでみてください♪
「フレンチプレス」とは、コーヒー器具の名前で、その特徴は下のとおりです。
粉がお湯に触れている時間が長く安定するため、コーヒー豆の風味をダイレクトに感じられるのが特徴です。
引用:キーコーヒー公式HPより
抽出のテクニックがなくても、湯量、コーヒーの粉の量、蒸らし時間をしっかりと守れば、だれでも美味しく淹れられるんです。
コーヒー豆の量はしっかり量ることが、美味しくなるポイントですよ。
マイボトルコーヒーの匂いや酸化の理由と対策
コーヒーは、空気に触れると酸化が進み、温度が高い状態が続くと酸化のスピードが速くなります。
その結果、香りやコクが変化したり、酸っぱくなってしまったりして、なんだか美味しくないコーヒーになるんです。
酸化した匂いや味がイマイチだったからという理由で、マイボトルコーヒーを断念してしまった経験がある方もいるのではないでしょうか?
マイボトルコーヒーをまた楽しんでみたいあなたに、不快な匂いや酸化が少しでも緩和される対策を教えます!
コーヒーは空気に触れ高温が保たれることで酸化が進む
コーヒーが酸化する原因は、「空気に触れること」と「高温の状態が保たれること」の2つです。
なんの対策もせずに、水筒やタンブラーにコーヒーを入れて時間が経つと、酸化が進み、コーヒーの香りは不快な匂いに変わり、味も落ちてしまいます。
どんな淹れ方のコーヒーを持ち運ぶにせよ、空気と触れる部分を少なくするために、マイボトルには、満タンの状態でコーヒーを入れるのがポイントです。
また、酸化のスピードを遅らせるため、密閉性があるマイボトルを選ぶこともポイントですね!
ホットコーヒーは、酸化による匂いや味の変化が起こりやすいことから、本来はマイボトルに入れる飲み物としては不向きです。
完全に酸化を防ぐことは、コーヒーの特性上難しいですが、少しでも酸化をやわらげたり、ごまかしたりして、少しでも美味しさが続く工夫をしてみましょう。
コーヒーの酸化は防げないがアイスコーヒーならマシ!
アイスコーヒーをマイボトルに入れておくと、温度が低く保たれるため、コーヒーが酸化しにくくなります。
コーヒーの酸化は、温度が下がっていく時に起きるため、保温力の高い水筒やタンブラーを選ぶことで温度の変化を少なくすることが大切です。
また、温かいコーヒーの場合でも、やや濃い目に作って氷で急速に冷やすことで、酸化を防いで味の劣化を避けることができます。
コーヒーの温度が10℃下がると、酸化速度が2分の1になると言われています。
実際に、温めた水出しコーヒーをホットコーヒーとして提供しているカフェもあるようですよ。
水出しコーヒーはお湯ではなく水からゆっくりと抽出するコーヒーなので、温度変化による味の変化が少ないんですね。
風味は落ちるが深煎りなら酸味が少しごまかせる
時間がたつと、どうしても酸化してしまうのはコーヒーの特性上しかたないので、根本的には解決できませんが、ごまかすコツは、「深煎り」の豆を選ぶか、カフェオレで楽しむこと。
1.「深煎り」の豆を使う
風味は落ちるが、酸味が弱い「深煎り」のコーヒー豆なら、時間がたっても苦味でカバーできる!
2.牛乳を入れてカフェオレにする ※水筒に牛乳は入れない
水筒からコーヒーをカップに注いだ後に牛乳を加えることで、まろやかになり酸味が抑えられる!
コーヒーの酸化を根本的に止めることはできないにしても、美味しく飲める方法を模索してみるのも楽しそうですね♪
マイボトルコーヒーにおすすめの水筒やタンブラー3選
洗いやすいシームレスせん水筒、コンビニコーヒーマシーンにも使えるワンタッチボトル、カップごと入るタンブラーなど、3種類のおすすめマイボトルをご紹介します。
「洗いやすさ重視」や「ワンタッチで開けて片手で飲みたい」など、あなたがマイボトルに求めるポイントをおさえて、えらんでみてくださいね。
デザインや機能に加えて、あなたが飲める量も考慮してえらぶとよいと思います。
ホットコーヒーを飲む目的ならば、短時間で飲みきりやすいコンパクトサイズのマイボトルがおすすめですよ♪
シームレスせんでコンパクト!色と匂いがつきにくい
- サイズ:直径6.5×高さ13cm
- 重量:190g
- 容量:240ml
- 食器洗い乾燥機は使用不可
なんと、せんとパッキンが一体化した真空二重構造の水筒です。つけ外しや洗う手間が大幅に減りますね!
軽量コンパクトで、広口設計、コーヒーの色や匂いが残りにくいフッ素コートです。スモーキーな4色がオシャレです♪
コーヒーを1杯入れるのにちょうどいい大きさ!洗いやすいのもグッド。
私は、コーヒーを一度に大量に飲めないので、これぐらいのコンパクトサイズだと、美味しく最後まで飲みきれそうです♪
コンビニやドライブにもおすすめ!ワンタッチボトル
- サイズ:直径7.9×高さ14.7cm(蓋を取ると12.5cm)
- 重量:219g
- 容量:290ml
- 食器洗い乾燥機は使用不可
スライドロックとワンプッシュ、飲み物や氷が入れやすい広口設計が便利な真空断熱のタンブラーです。
パッキンや飲み口などのパーツをすべて外して洗えて衛生的です。
後述しますが、多くのコンビニコーヒーは、290mlの容量があれば入りきります。
なんと言っても、デザインがおしゃれで、片手でワンタッチオープンできるから、車の運転中にもおすすめ♪
ローソンのLサイズ(300ml)のコーヒーは入りきらないので、このサイズで飲むなら、480mlのサイズのタイプを選ぶとよいかもしれません。
同シリーズで、ワンタッチの370/480ml、マグカップタイプ、蓋つきの350/480mlもありますよ。
カップごとでもそのまま入れても北欧風で保温保冷
- サイズ:直径6.5(飲み口8.5)×高さ12cm
- 容量:450ml
- 重量:163g
- 食器洗い乾燥機は使用不可
コンビニやカフェのテイクアウトコーヒーをカップごと入れておけば、冷たさも温かさも長時間キープできて、結露やアツアツで持てないなんてこともなし!
北欧風のおしゃれなデザインでありながら、真空断熱二重構造で、コーヒーの味わいが長持ちするそうです。
ファミリーマートのコーヒーLサイズのカップにピッタリでした!
コンビニコーヒーのサイズの中で最も大きなファミリーマートのコーヒーLサイズが入り、ほとんどのコンビニのコーヒーメーカーの高さに対応できますよ♪
マイボトルにコーヒーショップやコンビニで特別な1杯
コンビニやコーヒーショップなどに、マイボトルやマイカップを持っていくと、割引をしてくれるサービスがあります。
対応可否や割引率は、店舗によって異なり、オーダーするドリンクサイズによって、マイボトルのサイズにも注意しましょう。
よく利用する店舗や、よく飲むサイズを考慮して、持ち込むマイボトルのサイズをえらぶとよいですね。
コンビニはマイボトル可否と割引やサイズに差!
コンビニコーヒーは、すでに私たちの生活に身近なサービスになっていますが、コンビニによって、マイボトルの対応可否や、割引の有無が異なります。
同じコンビニでも、店舗によって異なる場合があるので、マイボトルを使用する際には、事前に確認をするようにしましょう。
ちなみに、ミニストップは、マイボトルそのものが禁止となっています。(2022年7月現在)
- セブンイレブン:マイボトル可否は店舗による/割引なし
- ローソン:マイボトル可/10円引き
- ファミリーマート:マイボトル可/割引なし
下の表は、各コンビニのホットコーヒーのサイズを比較したものです。
コンビニ/サイズ(ml) | S(R) | M(S) | L(M) |
セブンイレブン | 150 | なし | 235(アイス270) |
ローソン | 160 | 250(アイス240) | 300(アイス295) |
ファミリーマート | 155 | 220(アイス230) | 310 |
コンビニによってちがいがありますし、同じコンビニでもホットとアイスで用量が異なっていることがあります。
あなたが利用するサイズに合わせたマイボトルをえらぶのに、参考にしてみてください。
コーヒーショップはほぼマイボトル対応で割引に差あり
主要なコーヒーショップは、マイボトル対応をしており、割引のあるところが多いです。
ただし、コロナ対策で一時休止をしている場合があるようなので、ご利用前に確認しましょう。
コーヒーショップ名 | マイボトル可否 | 割引 |
スターバックスコーヒー | 可 | 20円引き |
エクセル̪シオールカフェ | 可 | 20円引き |
ドトールコーヒー | 可 | 割引なし |
タリーズコーヒー | 可 | 30円引き |
カフェ・ド・クリエ | 可 | テイクアウトなら30円引き |
上島珈琲店 | 可 | 50円引き |
マイボトルの対応はしていても、割引率はさまざまで、割引のない場合もあります。
マイボトルを利用することで、保温や保冷ができるだけでなく、節約になり環境にもよいので、シーンに合わせて上手に活用できるといいですね♪
コンビニやカフェで使いやすいマイボトルの高さと容量
コンビニのコーヒーマシーンから直接飲み物を注ぐ用途で使うことを考えているなら、容量と、受け皿から注ぎ口までの高さも考慮して決めましょう。
余裕を持って注ぐならフタを取った状態の高さが14cm以下で、容量は320ml以上のものを選ぶと安心です。
コーヒーショップにマイボトルを持ち込む場合には、よく頼むドリンクサイズを参考に決めるとよいでしょう。
ショートサイズやトールサイズを頼むなら350ml以上のもの、それより上のサイズを頼むなら、500ml以上がよいでしょう。
マイボトルは、店舗に持ち込む前に洗浄、除菌などをしましょう。
ちなみに、スターバックスでは、ボトルの表面をアルコール消毒するようなので、材質によってははがれが生じたりすることも理解した上で持ち込みましょう。
マイボトルのコーヒー汚れはパーツ洗いとつけ置きで!
マイボトルを愛用し始めると気になるのが、お手入れの方法。
毎日のパーツ外し洗いと、週1回の酸素系漂白剤のつけ置き洗いで、汚れ知らずのマイボトルがキープできますよ♪
お手入れをさぼってしまうと、パッキンや水筒の底などに、コーヒーの着色汚れや匂いが残ってしまい、飲むときの不快感や不衛生につながります。
マイボトルをラクにキレイに保てるお手入れ方法と、カルシウム汚れや赤サビが発生してしまった場合のお手入れ方法もご紹介します。
パーツを外して食器用中性洗剤で毎日のお手入れ
使用後は必ずお手入れしましょう。
大事なことは、すべてのパーツを外して洗い、洗ったあとはしっかりと乾かすことです。
- 1フタ、飲み口、パッキンを取り外す
パッキンの隙間にも汚れが入り込みます。面倒でもパーツをすべて取り外して洗うことが大事!
- 2やわらかいスポンジと食器用中性洗剤で各パーツを洗う
スポンジが入りにくい部分は、小さなブラシなどを使う。
細かい溝に届いて便利な「泡スプレー洗剤」を活用してもOK。 - 3ボトルを洗う
柄の長い水筒専用スポンジなどで容器の奥までしっかりこする。
こちらも泡スプレー洗剤を使うと、隅々まで届くからキレイに洗える。 - 4洗剤の泡を洗い流して、十分に乾燥させる
内側に水滴が残りやすいボトルは、すすぎの最後に「お湯」を入れてから水気を切ると乾きが早くなる。
乾きにくい場合は、「ボトル水切りスタンド」を活用してもよい。
手洗いが基本ですが、毎日続けられることが大事ですから、泡スプレー洗剤やボトル水切りスタンドなどの便利グッズも活用するといいですね♪
しっかり洗ったつもりでも、翌日、水筒からはコーヒーの残り香が…。
そんな不快な気持ちにならないように、コーヒー専用の水筒やタンブラーを持つのもおすすめですよ♪
週1回の酸素系漂白剤つけ置きで着色や匂いを落とす
これらの汚れを落とすには、週に1回の酸素系漂白剤のつけ置きが有効です。
毎日洗っていても、どうしてもコーヒーの着色汚れや匂いは、たまってしまいますよね。
- 手順130℃〜50℃のお湯(1L)に、酸素系漂白剤(4g=小さじ1杯程度)を溶かして漂白液を作る
- 手順2プラスチックの容器に漂白液、フタ、飲み口、パッキンを入れて、30分つけ置きする
- 手順3ボトルの中にも、酸素系漂白剤を溶かしたぬるま湯を入れて、30分つけ置きする。
フタをすると密閉状態になり危険なので避けること。
複数の水筒を同時に漂白する際は、それぞれのパッキンが迷子にならないように、ボトルの中でつけ置きしてもOK。
ボトル本体の外側に漂白剤がつかないように注意してください。
コーティング材や外側のシールが取れてしまうことがあります。
台所用ふきんなどの漂白によく使われる「塩素系漂白剤」は、ステンレスにサビを発生させる恐れがあるので、水筒の漂白には「酸素系漂白剤」を使いましょう。
週1回のつけ置き洗いが面倒なあなたには、「マイボトル洗浄器」という便利グッズもありますよ♪
ステンレスに電流を流して、汚れを浮き出して落とす仕組みで、たった3分でピカピカになるんです。
お試し用漂白剤(30g)がついていますが、市販の酸素系漂白剤が使えますよ。
内側にフッ素やセラミックコーティングなどが施されているものや樹脂製のものには使えないのでご注意ください。
白いカルシウム汚れにはクエン酸でつけ置き洗い
白くザラザラとした「カルシウム汚れ」は、クエン酸液につけ置きをしましょう。
【クエン酸液】 水(1L)に、クエン酸(20g=小さじ4杯程度)を溶かす
1) クエン酸液をボトルに入れる
2) フタをしないで、約2時間置いたら、よく洗って乾かす
クエン酸で、水アカやカルキ汚れがきれいに落ちますよ。くれぐれも、硬いタワシなどでごしごしこすって洗わないようにしましょう。
クエン酸は、塩素系の製品と一緒に使ったり、混ぜたりすると有害な塩素ガスが発生して危険なので、注意してくださいね。
斑点状の赤サビには食酢液でつけ置き洗い
水筒のポツポツとした斑点状の「赤サビ」は、食酢液でつけ置きをしましょう。
【食酢液】 30℃〜50℃のぬるま湯(500ml)に、食酢(50ml)を溶かす
1) 食酢液をボトルに入れる。
2) フタをしないで、約30分置いたら、よく洗って乾かす。
汚れの種類によって、洗剤の種類を変えるのがポイントですね。混ぜると危険なものがあるので、使い方には注意しましょう。
まとめ
- まろやかな甘みと柔らかい苦みが出る「水出しコーヒー」は作り置きできるのが魅力で、水を入れる前の3分蒸し、湯せんでゆっくり温めると時間がたっても香りが飛ばないなどのコツがある
- 時間がないときは、インスタントコーヒーにひと手間(水溶き・90℃のお湯・レンジでチン・粉煎り)4つで、より美味しくなる
- インスタントコーヒーでは味気ないけど、ハンドドリップしている時間はないときは、ドリップバッグの「30秒蒸らし」のワザが使える
- コーヒー豆の挽き方は、細かいほど成分が抽出されて苦く濃くなり、煎り具合は浅く煎るほど「酸味」が強く、深く煎るほど「苦み」が強く感じられる
- コップに注いでから牛乳を加えて飲むことや、フレンチプレスできるタンブラーなど、+ひと手間のコツやアイテムでも、ラクに美味しいマイボトルコーヒーが飲める
- コーヒーが酸化する原因は、「空気に触れること」と「高温の状態が保たれること」の2つで、マイボトルに満タンでコーヒーを入れること、保温力や密閉性の高いマイボトルをえらぶほか、深煎りの豆を使ったり、カフェオレで楽しんだりと酸味をごまかすコツもある
- コンビニのマイボトル対応はローソン、ファミリーマートが可能、セブンイレブンは店舗によっては可能だが、割引があるのはローソンのみで、マイボトルの高さは14cm以下で容量320ml以上のものを選ぶとよい
- コーヒーショップは割引率が異なるがほぼマイボトル対応可能で、ショートサイズやトールサイズなら350ml以上のもの、それ以上なら500ml以上のマイボトルがよい
- 洗いやすいシームレスせん水筒、コンビニコーヒーに使えてドライブにも便利なワンタッチボトル、カップごと入るタンブラータイプなど、3種類のおすすめマイボトルを紹介
- 毎日のお手入れはパーツ外し洗い、週1回の酸素系漂白剤つけ置きで着色匂い汚れがスッキリ、カルシウム汚れにはクエン酸液でつけ置き、赤サビには食酢液でつけ置きと使い分ける
マイボトルコーヒーの作り方は、時短+ひと手間のコツで、忙しい朝やお出かけ前でも、ラクに美味しく淹れられるんですね!
あなたがコーヒーに求める優先度や、飲みたいシーンに合わせて、いろいろと作り方を試してみてくださいね。
さあ、あなたも明日から「マイボトルコーヒー」ライフをスタートしてみませんか?