キッチンで調理台や食器を拭く、掃除などに頻繁に使う「布巾」。どう選んでいますか?
色んな布巾があるけどどれを選んだら良いのかな?
お店に行くとたくさん種類があって迷ってしまいますよね。
キッチンで使う布巾は、おすすめの正しい選び方をすれば快適に家事が出来るようになります!
私は布巾を選ぶ際どれがいいか分からず見た目だけで選んでいましたもの。
キッチンで使う布巾は使い方に合うおすすめの素材を選んで、必要な枚数を買って快適に家事をしたいですよね。
この記事ではおすすめの素材と枚数、洗濯や除菌などお手入れ方法も紹介します。
ぜひキッチンで使う布巾で、日々の家事を快適にしましょう♪
キッチン布巾でおすすめの素材を使うシーン別に紹介!
シーン・素材別でおすすめのキッチン布巾を選ぶなら、5つのパターンがあります。
この項目では調理台、食器拭き、コンロ周り、マルチに、使い捨ての5つのシーンに分けて、解説します。
調理台を拭く布巾なら綿とレーヨンが混ざったものや麻
調理台やテーブルを拭くには、水分をよく吸収して、台を拭いた後サッと水ですすいで乾かせる速乾性のある素材が良いでしょう。
厚みは薄すぎないもので大きさは定番の35㎝×45㎝で折りたたむと手のひらに収まるサイズがおすすめです。
おすすめの素材は水分をよく吸収する綿に速乾性があるレーヨンやポリエステルが混ざったもの、もしく良い吸水性速乾性がある麻です。
食器拭きや調理中の手拭きに使うなら綿かセルロース
濡れた食器や濡れた手を拭くには、吸水性高いもので布巾の繊維が付かないものが良いです。
厚みがありしっかり水分を吸収してお皿や手を乾かしてくれる素材を選ぶといいでしょう。
食器吹きや調理中の手拭きにおすすめの素材は、水分を良く吸収する綿100%とセルロースです。
綿100%は肌ざわりが良く厚みのあるものも多いのですが毛羽立ちが少ないものを選ぶと良いと思います。
セルロースは木材に含まれる繊維で毛羽立ちがほとんどなく弾力性があり、吸水性と速乾性が高いので食器を拭くのにおすすめです。
大きなお皿や調理器具を拭く際は、厚みがあり台拭きよりも大きいサイズの方が使いやすいですよ。
コンロの周りを拭くときはレーヨン
油や汁気が跳ねて汚れやすいコンロ周りにおすすめな布巾は布巾に付いた汚れが落ちやすく速乾性があるものです。
コンロ周りを拭くのにおすすめはレーヨンで、畳むと手のひらに収まる大きさがおすすめ。
なぜならレーヨンは吸水性が良く速乾性が高いからです。
また、中には油汚れに特化している商品もあります。
特に起毛のあるものだとしっかり油やソース類のしつこい汚れを絡め取ってくれるのでおすすめですね。
また布巾に付いた汚れを水洗いで簡単に落とせるので、油汚れしやすいコンロ周りにぴったりの素材だと思います。
マルチに使いたいときは高機能なマイクロファイバー
使う場所合わせて素材を変えて用意するのではなく、マルチに使える素材がいい場合もありますよね。
マルチに使いたいなら、吸水性が高く速乾性が綿の2倍、起毛でしっかり汚れを絡めとるマイクロファイバーがおすすです。
キッチンの水はねやコンロ周りだけでなく、窓の掃除や洗車にも使えるのが特徴で、なんと防腐処理がしてあるものもあります。
大きさは様々で、起毛のないものもあり選択肢が多く用途に合わせて購入できるのが良いところです。
使い捨て布巾を使いたいときはキッチンダスター
キッチンで使う使い捨て布巾のおすすめはキッチンダスターです。
不織布でできていてカウンタークロスという名で売られていることもあります。
キッチンダスターは飲食店などで業務用で使われることが多いのですが、手軽に使えることから家庭でも布巾として使われるようになってきました。
不織布のキッチンダスターは丈夫とは言えませんが濡れたり拭く程度なら多少は使えます。
なにより汚れたら捨てられるので衛生的ですね。
100枚入りで販売されているキッチンダスターは1枚16円ほどで、手間を考えるとコスパがいいです。
キッチンペーパーを台拭きに使う場合もありますが、水分に弱く強度が無いため1度使ったら捨てることになります。
キッチンダスターなら食卓や調理台にアルコールを霧吹き、サッと拭き1度で捨てることは衛生的でとてもおすすめです。
キッチンの布巾は何枚必要?4か所に3枚ずつあればOK!!
キッチンやその周辺に布巾は4か所に置くのがおすすめで、毎食の調理後や食後に使って洗えば3枚ずつあれば足ります。
キッチンに置く布巾の場所と、おすすめする種類や素材をまとめてみました。
<シーン> | <種類・素材> |
---|---|
まな板やボウルを使う調理台 | 綿×レーヨン |
油や汁気で汚れやすいコンロ周り | レーヨン |
洗った食器を拭く | セルロースか綿 |
食卓テーブルを拭く | 麻 |
キッチンで使う布巾はたくさんないと不安!といって、何枚も用意する必要がないのです。
キッチンの布巾がギリギリの枚数だと不安なら、万能な種類の綿×レーヨンを1,2枚用意すると汚れが落ちずに捨ててしまった場合にも便利です。
キッチン以外に家族のおしぼり用の布巾を足しても、1日に使う4枚+家族の人数分で足りるでしょう。
今まで何枚必要かわからず、たくさん買いすぎていたわ。
4枚+おしぼり用があれば十分ですね。
ぜひ自宅にある布巾が多すぎないか、これを機に確認してみましょう。
キッチンの布巾は洗濯と除菌で衛生的に使おう♪
料理をした後の調理台には食材の雑菌がついている可能性が高く、それを拭いた布巾を水ですすいだだけだとまだ雑菌が潜んでいます。
気温や湿度にもよりますが使用後の布巾を常温放置してしまった場合、何千倍にも雑菌は増えてしまいます。
布巾による食中毒は正しい方法で洗浄と除菌、乾燥をすれば防ぐことができます!
布巾の洗浄と除菌方法
布巾を手洗いする場合の洗濯方法はとっても簡単♪
洗い方とポイントを解説しますね。
- 予洗い布巾に油分がある場合は桶に触れられる程の温度のお湯を張り布巾を入れ、台所用中性洗剤を使って手洗いする
- 手順1桶に水をはり台所用漂白剤を水1Lにつき10ml溶かし、布巾を入れて漬け置きする
除菌のみなら2~3分、汚れが気になる場合は30分程浸します
- 手順2流水でしっかりすすぐ
- 手順3風通しのいいところでしっかり乾かす
洗濯機で洗濯はできないのか?と疑問に思いますよね。
洗濯機では、布巾に付着した汚れがほかの衣類に付いてしまうリスクや、柔軟剤・漂白剤を用いての洗濯ができないためおすすめできないんです。
特に柔軟剤は香りがついているものが多いですよね。
柔軟剤を使用して洗濯すると、布巾の香りが食器に移ってしまう点や吸水力が下がってしまう点が悩ましいですね。
1日に最大4枚と枚数も少ない点ので、手洗いでも負担は少ないと思います。
他の洗濯物を洗う間や掃除の合間などに、手洗い・漬け置きすれば実践できそうですね!
毎日使うものなので、あなたに合った洗濯のタイミングで習慣化していきましょう。
布巾を漂白剤で除菌する際の注意点
布巾を除菌する際、酸素系漂白剤で決められた時間内で漬け置きするようにしましょう。
柄物、色物の布巾には変色を避けるため酸素系漂白剤を使ってください。
また長時間漂白剤に漬けておくと生地が傷んでしまう場合があるので、漬け置きする際は規定時間ですすぐようにしましょう。
長時間漬け置いたからと言って、除菌効果の向上は期待できません。
漂白剤を使う際は換気・手袋をしましょう!
酸素系漂白剤も塩素系漂白剤ほどではありませんが、対策しておくことで気分不快や肌荒れなどのトラブルを防げます。
まとめ
- キッチンで使う布巾は使う用途と場所によって、選ぶ素材を変えるのがおすすめ
- 調理台で使う布巾のおすすめ素材は吸水性と速乾性が優れる綿×レーヨン
- 食器を拭く布巾のおすすめ素材は吸収性が高い綿100%かセルロース
- コンロ周りを拭く布巾のおすすめ素材は吸水性と速乾性が高く汚れが落ちやすいレーヨン
- 特に汚れる場合は使い捨ての不織布の布巾の方が楽でコスパがいい
- キッチンやキッチン以外でマルチに使う布巾のおすすめはマイクロファイバー
- キッチンで使った布巾は正しく洗濯と除菌で、食中毒を防ぐ
- 酸素系漂白剤を使って除菌するときも、しっかり換気・手袋をする
- 洗濯除菌をした布巾はしっかり乾燥させる
キッチン使う布巾は素材の種類が多く購入する際に迷ってしまうけど、ちゃんと選べば快適に家事ができるようになりますね。
デザインやカラーを選べるのも楽しいです。目的に合った布巾で楽しく家事をこなしましょう。