室外機カバーって気になるけど、買って後悔しないかな?
室外機カバーの選択や使用上でどんな注意点があるのか、とっても気になると思います。
注意点を把握し、目的に合わせた室外機カバーの形状や素材を選ぶことで、節電や破損対策などの効果をさらに期待できるんです。
この記事を読まずに買ってしまうと、せっかく買った室外機カバーへの満足度が下がってしまうかもしれません。
目的に合った室外機カバーを使えば、エアコン効率を上げるだけでなく、室外機を長持ちさせられます。
この記事では室外機カバーを導入したいあなたに向けて、注意点やおすすめの選び方を紹介しています♪
室外機カバーの注意点2つを守らないと逆効果!?
室外機カバーを使っている家も多くなっていますが、使用時には注意点が2つあります。
なにも意識せず室外機カバーを使うと、エアコンの効率を下げてしまう可能性や余分なコストがかかるリスクがあるんです。
特にエアコンを使用中にルーバータイプの室外機カバーを使用するのはおすすめできません。
この項目では室外機カバーを使う際の注意点2つについて、理由とともに詳しく解説します。
室外機カバーを付けることでエアコン機能が低下する
箱型のルーバータイプのエアコンカバーは雪や風、物がぶつかったときの衝撃から室外機を守る効果を目的としています。
室外機カバーを付けることで、エアコンを使っている時には空気が通りにくくなってしまう可能性があります。
実はエアコンの使用マニュアルにも注意点として、『エアコンの使用中は室外機を覆ってしまうタイプの室外機カバーの取り付けは避ける』ように案内されています。
エアコンを使用に合わせてかぶせたり外したりするのは大変ですし、あまり現実的ではありませんよね。
私は面倒くさがりなので、簡単で、節電に効果がある「屋根型パネル」が使いやすそうだなと感じています。
また、冬場は室外機に日光が当たり暖かくなるほど効率が良くなります。
このことからも室外機にカバーをかけて日光を遮れば、なんでも良いというわけでは無いという事がわかりますね。
カバーをかけることで室外機の汚れが取れない
室外機は雨にさらされることを想定しており、雨によって汚れを流し性能を維持するように設計されているようです。
室外機カバーを取り付けて雨を防ぐと錆などを防げる反面、本来は雨で落ちるはずの汚れが落とせなくなってしまいます。
快適に使用し続けるためにクリーニングの回数が増えてしまう事もあるとか。
節電目的でカバーをかけたのに、クリーニング代のほうがかかってしまうなんて悲しすぎますよね。
カバーをかけているおかげで室外機の汚れが目立たなくなるのは良いことですが、思わぬ落とし穴がある様です。
カバーをかけていてもいなくても普段から点検をしておくことも大事ですね!
室外機カバーで効果を高めて節電と積雪対策しよう
注意点もある室外機カバーは、なぜ人気なのか気になりますよね。
目的に合った室外機カバーを使えば、節電効果を高めたり、室外機を長持ちさせたりする効果が期待できます。
この項目では具体的にどんな効果があるのか、解説していきます。
室外機周辺温度を下げると節電効果を高められる
室外機にカバーをつけると、具体的にどんな効果があるの?
室外機カバーを付け、直射日光を防ぐことで冷房時の効率低下を防ぐことができます。
エアコンの室外機が置かれている場所が日当たりがいいことが多い場合、直射日光にさらされ続けてしまいますね。
すると室外機の周辺温度が高くなり、より多くの電力を使うことになってしまいます。
日当たりのいい場所にある室外機にカバーをかければ、日陰をつくれます。
室外機周辺の気温の上昇を防ぐことは節電になるので、電気代の節約にもなります。
夏場は40度近くの日も多く、エアコンはほぼつけっぱなしのおうちも多いのではないでしょうか。
我が家は夏中フル稼働で電気代がかなり痛かったです。
少しでも電気代が節約できるなら是非試してみたいです!
一方、室外機カバーのタイプや形によってはかえってエアコンの効率が悪くなってしまう場合があります。
降雪地域では積雪による室外機の破損から守れる
また、積雪の多い地域では室外機カバーをつけることは暖房率の低下や故障を防ぐ為にも必要ですよね。
私は以前青森に住んでいたことがありました。
冬場は膝上まで雪が積もる日が多かったので、室外機にカバーがかかっていないと確実に雪に埋もれて故障していました。
「何のために室外機カバーを付けたいのか」が、室外機の種類を決めることが大事なポイントです。
室外機カバーでおすすめの選び方や種類を紹介
室外機のカバーには、どんなタイプがあるの?素材の選び方も知りたい!
室外機カバーには形状や素材がいくつか種類があり、目的に合わせて選ぶのがおすすめです。
この項目では形状2タイプと、素材を3種類紹介します♪
形状は屋根型と箱型の2タイプから目的に応じて選べる
エアコンの室外機カバーは二種類あり、室外機の上に乗せるタイプの「屋根型パネル」、室外機を囲う箱型タイプの「ルーバー」があります。
「屋根型パネル」は設置が簡単なものが多く、直射日光を避ける効果が高いです。
箱型タイプの「ルーバー」は耐久性が高いので東北や北海道など雪が多い地域の積雪対策におすすめです。
ところが「ルーバー」タイプは室外機の周りを覆ってしまうので、カバーをかけていない時にくらべて排気がスムーズに行われなくなってしまいます。
そうなるとカバーをかけたことで熱が籠り、電力を余計に使うことになり、節電とは逆効果になってしまいます。
電気代の節約と景観に合うものにしたい…という場合には、以下のタイプを探してみましょう。
- 前面のみをカバーするルーバータイプ
- 排気する部分が開閉するタイプ
- 逆ルーバー構造のタイプ
逆ルーバー構造はカバーの板が上向きに開いているため、熱風がカバーの外に逃げやすくなっています。
三面カバーでも熱がこもらないと安心ですよね。
ぜひ目的に合った形状・タイプの室外機カバーを探してみましょう。
理想の見た目に合わせて素材を選択しよう
室外機の見た目の印象に大きく関わるカバーの素材も大事ですね。
素材は大きく分けると、アルミ製・木製・スチール製の3種類があります。
特徴やメリット・デメリットも異なるので、以下で比較してみましょう。
アルミ製は気軽に取り入れやすいところがうれしいですね♪
室外機が外から目立つ場所にある家では、景観を乱したくないですよね。
室外機カバーでは見た目の悩みを解決したい場合、木製のものを選ぶと解決しやすくなります。
雪が積もる地域にも関わらず以前住んでいた家の室外機カバーは木製だったので、お世辞にもキレイとは言えない状態だったのを覚えています。
もし木製のカバーを使いたい場合、降雪の多い地域ではお手入れが大変かもしれません。
ボールが飛んできやすい場所など、衝撃が加わる可能性がある環境では、アルミ製のものがおすすめです。
それぞれ種類も多く、デザイン性が高いものもあるので、目的に合わせた室外機カバーを探してみてくださいね。
まとめ
- ルーバータイプの室外機カバーをエアコン使用中に付けると、冷暖房効率が下がってしまうのが注意点1つ目
- 室外機カバーの注意点2つ目は、雨を防いで防錆効果がある反面、本来は雨で落ちるはずの汚れが落とせなくなってしまうこと
- 室外機カバーで直射日光を防ぐことで室外機主変の温度が下がり、特に冷房時の効率低下を防げる
- 積雪の多い地域で室外機カバーをつけることにより、暖房率の低下や故障を防ぐ効果が期待できる
- 直射日光を防ぎたいときには室外機の上に乗せる「屋根型パネル」、積雪などによる故障を防ぎたいなら箱型タイプの「ルーバー」がおすすめ
- 素材は大きく分けると、アルミ製・木製・スチール製の3種類があり、耐久性やサビにくさなど特徴が異なっている
室外機にカバーをつけるうえでの注意点を知り、どんな目的でつけたいのかが決まっていれば、理想のカバーと出会えること間違いなしですね!
是非皆様のライフスタイルに合った室外機カバーを探してみてくださいね。