比較的安い定額料金で楽しめる音楽サブスクは、多くの曲を気軽に聞くことができて便利ですね。
しかし音楽を楽しむスタイルが合わないと、5つの理由で音楽サブスクを嫌いになる可能性があります。
楽しく音楽を聞きたいのに、うまく使えないとがっかりしますね。
そうならないために、こちらの記事をご覧ください♪
音楽サブスクを嫌いになる理由やダウンロード購入とどっちがお得かの比較、無料で使用できるおすすめ音楽サブスクを紹介します。
あなたが音楽を楽しむために、参考となる内容が盛りだくさんです!
音楽サブスクを嫌いになる原因5つを徹底解説!!
音楽サブスクは料金、配信関係、アーティストへの還元率といった理由で嫌いと言われることがあります。
音楽サブスクは、定額料金で多数の曲を聞くことができる配信サービスです。
しかしあなたの音楽を楽しむスタイルと、サービス内容が合わない場合に嫌いとなるのです。
音楽サブスクに多くのサービス内容があっても嫌いになる、その理由を説明していきますね。
定額料金の元が取れないことや解約に手間がかかる
サービスをあまり使用しないのに定額料金を取られたり、解約時には手間だったりするのが金銭面で嫌いになる理由です。
音楽サブスクは便利ですが、音楽の楽しみ方すべてを網羅はしていません。
音楽を楽しむスタイルにより、音楽サブスクのサービス内容に適応する場合としない場合があるのです。
音楽サブスクのサービスへの適応一覧はこちらです。
音楽サブスクのサービス適応 | 音楽を楽しむスタイル |
音楽サブスクが 合う場合 | 音楽を日常的に聞く 最新曲や人気曲を知っていたい さまざまなジャンルの曲を聞きたい 毎月4曲以上新しい曲を聞く |
音楽サブスクが 合わない場合 | 音楽を日常的には聞かない 決まったミュージシャンや グループの曲しか聞かない 同じ曲を繰り返し聞く 毎月3曲以下しか新しい曲 を聞かない |
このように音楽サブスクのサービス内容は、合う・合わないがはっきりしています。
しかしどちらの場合でも、契約すると料金は一緒なので、合わない時には損をした気分ですね。
合わないと思った時点で、簡単にやめられないのかしら?
解約は可能ですが、あなた自身が手続きをする必要があります。
音楽に限らず、サブスクは一度契約すると、解約手続きをしなければ自動更新される仕組みです。
しかし、解約は契約に比べてわかりにくく手間がかかるものもあり、解約できておらずに料金が発生する可能性も。
私だったら、使用してないから自動で解約して!って思っちゃうな。
また、一定期間のみ無料だったため始めてみたものの、解約を忘れて料金が発生したことはありませんか?
30日無料で始めた音楽サブスクが合わないと気づいたのに、解約忘れで半年続けたとすると5ヶ月分は不要な出費ですね。
ひと月の料金が1,000円だったなら5,000円よ!ちょっといいところのランチに2回いけるわね。
料金の元を取れなくて損をした気持ちにさせる音楽サブスクを、嫌いになるのもわかります。
私だったら定額料金を払っているから使わないと、と焦らされて十分に音楽を楽しめなくなりそうですね。
気に入った曲でも配信終了後は聞けなくなる
音楽サブスクは配信サービスなので、サービス提供会社から曲の提供が終了すると聞けなくなります。
あなたがプレイリストを作って聞いた好みの曲やアーティストだとしても、配信終了時には曲が消えるのです。
音楽サブスクでもダウンロードできるって聞いたけど、それも聞けなくなるの?
音楽サブスクでダウンロードした曲はデータ通信量を使用しないだけで、配信終了時や音楽サブスクを解約すると聞けません。
これは音楽サブスクが一時的に音楽データを配信するサービスなだけで、あなたは曲を所有していないからです。
配信が終わると突然聞けないことや、借りている感覚は嫌かも。
配信サービスはこういうもの、と割り切っていれば問題ありませんが、知らずに突然消えると嫌な気持ちですね。
再生中は1曲に約10MBのデータ通信量を使用する
ストリーミング再生時は、5分の曲で約6〜10MB程度のデータ通信量を使用します。
月額3GBのプランでは、1ヶ月約300曲、1日で10曲程度が流せる回数となりますね。
音楽サブスクで曲を聞く場合は、「ダウンロード再生」と「ストリーミング再生」の2つがあります。
- ダウンロード再生
ダウンロードする際に通信量が発生
保存端末の容量に影響する - ストリーミング再生
曲の再生時には常にデータ通信量が発生
保存容量に関係なく楽曲が聞ける
主にストリーミング再生時に、1曲約10MBのデータ通信量が発生するのです。
音楽だけにデータ通信量を使えないし、1日10曲は少ないかも。
もちろんWi-Fiがある場合はいいですが、通勤や通学に聞くなら、毎日のこのデータ通信量は大きいですね。
配信しているアーティストの曲しか聞けない
多くの曲を聞ける音楽サブスクですが、有名なアーティストが全員曲を配信しているわけではありません。
音楽サブスクに曲を配信するアーティストは年々増えていますが、配信をしない方針のアーティストもいます。
多数の曲を聞ける音楽サブスクなのに、目的のア―ティストが未配信だと残念な気持ちになりますね。
聞きたいアーティストの曲が配信されてないなら、音楽サブスクを始めた意味がなくなっちゃうかも。
また、サービス提供会社ごとに配信するアーティストが違う場合もあり、どのサービスなら配信があるかと探す作業も手間ですね。
アーティストへの還元率が低く活動に支障が出る可能性
配信収入は1曲再生で0.2~1円程度、アーティストへの還元はそこから印税で1%と少なく、活動への影響が心配されています。
つまり、配信される曲を100回聞いて、やっとアーティストへ1円入る仕組みですね。
また還元率が低いだけでなく、手軽に聞けるサブスクの普及はCD購入も減らすため、それがさらなる収入ダウンの原因に!
このようにアーティストの収入が少なくなり、活動に支障が出る可能性を不安視する声から、嫌いと言われることがあります。
いい曲を作ってくれるアーティストたちが、収入が少なくて活動休止になったら嫌だな。
音楽サブスクにより幅広い世代に聞いてもらえるメリットもありますが、賛否両論あるのです。
私もときどき好きなアーティストの曲を音楽サブスクで聞きますが、100回聞いても1円程度では申しわけない気持ちです。
音楽の価値に見合った還元ができていない、と嫌われるのもわかりますね。
音楽サブスクとダウンロードではどっちがお得か検証
音楽サブスクとダウンロードでは、どっちの方がお得なのかしら?
音楽サブスクとダウンロード購入では、月に新曲を3曲以下で聞く場合はダウンロード購入がお得です。
音楽サブスクで1ヶ月に使用する金額は約1,000円前後であり、購入は1曲250円程度です。
下の表はどっちの方がお得か考えるのに参考にしてくださいね。
音楽サービス | 定額料金 | 1曲当たりの 一番多い料金 |
Spotify | 980円/月 | なし |
Amazon Music Unlimited | 1,080円/月 | なし |
Apple Music | 1,080円/月 | なし |
iTunes | なし | 250円 |
レコチョク | なし | 250円 |
音楽サブスクでは決まった曲しか聞かないことや、1ヶ月に3曲以下しか聞かない場合は料金面で損になりましたね。
しかし、音楽サブスクでは損となる聞き方は、ダウンロード購入ならばお得となるのです。
好きなアーティストから毎月新曲は出ないし、同じ曲を繰り返し聞くならダウンロードの方がお得ね。
このように、音楽サブスクとダウンロード購入、どっちの方がお得になるかは音楽の楽しみ方次第なのです。
音楽サブスクが無料のおすすめアプリ3つを紹介!
音楽サブスクの機能を試すなら、無料で使用できるAmazon Music Free、Spotify、YouTube Musicがおすすめです。
一定料金がかかる音楽サブスクですが、こちらの3つは音楽再生前の広告収入により、無料で使用できますよ。
サブスクに嫌な気持ちはあるけど音楽サブスクを試したい場合には、無料でフル再生できるのでおすすめです。
無料の音楽サブスクであなたに合うかを試してから、さらに機能が増える有料版を検討するのもいいですね。
ただし、無料のものはダウンロード再生できないので、使用時は通信量にご注意ください。
Amazonのアカウントだけで音楽を無料で聞ける
Amazon Music FreeはAmazonのアカウントを持っていれば、追加の会員登録なく音楽を無料で楽しめます。
新しく会員登録をしなくていいと、使いやすいですね。
バックグラウンド再生が可能なため、ほかのアプリを使用中でも音楽を聞けますよ。
ただし曲を選ぶことはできず、プレイリストからのシャッフル再生のみとなります。
また、プレイリスト内の曲スキップは1時間に6回までの制限があるので注意が必要です。
データ通信量を気にせずに、BGMとして音楽を流したい時に使いやすいですよ。
大手のAmazonで行っている無料サービスなので、安心ですね。
聞きたい曲ばかりを流せないですが、勉強中や作業中なら曲に集中しすぎなくていいですよ。
Spotifyは無料なのに有料レベルで便利な機能が多い
Spotifyは1億曲以上が再生可能であり、プレイリストも作成可能な有料レベルのサービスが魅力です。
こちらも基本はプレイリストからのシャッフル再生ですが、プレイリストを好みで作れるので、聞きたい曲だけを流せますよ。
その他にも音質設定が可能であったり、聞いている曲からおすすめプレイリストを紹介してくれたりと多くの機能が使えます。
ただし最高音質を聞けないので、音質にこだわる場合は合わない可能性があります。
また、こちらもプレイリストのスキップが1時間6回までの制限がありますよ。
私もSpotifyで音楽を聞きますが、プレイリストを聞きたいアーティストで簡単にまとめて作成でき、とても便利です。
広告は30秒以上と長い時もありますが、曲だけでなくラジオ番組なども聞けるので、本当に無料でいいのかと驚くほどの充実機能ですよ。
YouTubeの映像コンテンツが見られて目も耳も楽しめる
YouTubeが持つ公式のMVなど映像コンテンツが豊富で、好きな曲だけを検索して聞けますよ。
YouTube Musicの強みはなんといっても映像コンテンツが多いことで、聞くだけでなく見て楽しめますよ。
ただしバックグラウンド再生ができず、再生中にホーム画面へ戻ると曲が止まるので、気をつけてくださいね。
また、動画再生は曲だけよりもデータ通信量を使用するため、外出時にはさらに注意が必要ですよ。
YouTubeにアップしている曲を検索して聞けるため、他の無料サービスより多くの曲に出会えます。
飽きることなく、ずっと聞いていられますね♪
まとめ
- 使用料金、配信関係、アーティストへの還元率によって音楽サブスクは嫌いと言われることがある
- サービスをあまり使用しないのに定額料金を取られたり、解約時には手間だったりする
- 音楽サブスクは配信サービスなので、好きな曲でも配信終了となり聞けない可能性がある
- 1曲に約10MBのデータ通信量がかかるため、毎日使用すると通信量が増える
- アーティストすべての配信はしていないので、未配信アーティストの曲は聞けない
- アーティストには1曲0.2~1円程度からの1%しか収入とならず、活動に支障が出る可能性がある
- 音楽サブスクとダウンロード購入では月に新曲を3曲以内で聞くなら購入する方がお得
- Amazon Music Freeは、Amazonのアカウントを持っていれば、追加の会員登録もなく音楽を無料で楽しめる
- Spotifyは1億曲以上が再生可能であり、プレイリストも作成可能な有料レベルのサービスが魅力的
- YouTube Musicは、公式のMVなど映像コンテンツが豊富なのと、好きな曲だけを検索して聞けるのが他の無料サービスとの違い
音楽サブスクを嫌いになるのは、このような原因があります。
音楽サブスクではなくダウンロード購入が合う場合もあり、比較してからあなたがお得になるものを選んでくださいね。
また、有料版から始めて損をしないために、無料で使用できるおすすめ音楽サブスクで機能を試すといいですよ。
楽しく聞けないことで音楽を嫌いにならず、あなたに合う楽しみ方で日々を彩ってくださいね♪