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燻製時間の目安は最短30分から♪初心者にも挑戦しやすい食材も紹介!!

どれくらいの時間燻製すると旦那の好きな燻製おつまみが作れるのかな?

燻製時間の目安は最短30分からで、普段食べているチーズやウインナーをいつもと違う風味で味わえ、初心者も手軽に楽しむことができます!

使う食材もスーパーで売っているもので作れますし、何より失敗が少ないというのも嬉しいポイントですね♪

おつまみや食事、おやつにもなる燻製がキャンプや自宅で簡単に作れるということを知らないともったいないです。

お客さんが来た時にもお菓子ではなく、燻製を出したら話が弾むこと間違いなし‼

この記事では3つの方法とそれぞれに合った食材やチップやウッドの種類、目安時間を紹介していきます。

キャンプや自宅で簡単に作れる燻製器と目安時間も紹介しているので、より燻製が身近なものに感じられますよ♪

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燻製の時間の目安は3タイプの方法によって違う

燻製とは塩漬けにした肉や魚などを木材で燃やした煙で燻した保存食、調理法のことです。

作る方法には「熱燻法」「温燻法」「冷燻法」の3つがあり、それぞれ目安時間が違うのでわかりやすく表にまとめました。

<方法><温度目安><燻製時間目安>
熱燻100度くらいの高温10~60分
温燻60~70度の中温数時間~1日程度
冷燻15~30度の低温数日~数週間
燻製方法の違い

最近お義兄さんがキャンプにハマっていて、何回か燻製を作ってくれました。

その時の燻製方法は熱燻法と呼ばれるものだったのですね!

方法が3つあることも驚きでしたが、冷燻法は出来上がるまでに数週間もかかることにとってもビックリしました。

燻製初心者の私は、この言葉もなんとなくしか知らなかったのです。

  ↓ ↓ ↓

  • 燻製=スモーク=煙をいぶして作る
  • 燻材=煙を出すために燃やすもの
  • チップ=細かい木片を集めたもの
  • スモークウッド=棒状の木片のこと

この基本の言葉を覚えておくと、この記事もすんなり読めると思います。

熱燻法は80度以上の高温で1時間程度の調理時間

熱燻は80度以上の高温で30分から1時間程度の短時間、スモークする方法です。

80度から30度ほどの高温での煙による蒸し焼き、といったイメージでしょうか。

高温でスモークするため、燻製というより調理法として使われることが多いです。

食材の水分量が多く残っているのでとってもジューシーなのですが、保存性はほとんどありません。

保存ではなく、食事の目的で作られるのがこの熱燻ですね。

おつまみやキャンプなど、香り豊かな食材をすぐに食べる場合に適しています。

スモーカー(燻製器)を使う方法が一番簡単だとは思いますが、道具を買いたくない場合もありますよね。

そんな時は中華なべの底にスモークチップを入れてその上に網を置き、そこに食材を乗せて火にかけていぶす、という方法もあります。

出来上がりは、水分が残っていてジューシーです。

温燻法は50度から80度で一般的な燻製方法

一般的に燻製とは「温燻法」のことを指す場合が多く、普段目にするほとんどの燻製はこの温燻法を使います。

50度から80度くらいの温度で2から5時間燻製をするもので、ベーコン、ロースハム、ソーセージなどの料理もこの方法で作られているのです。

熱燻法よりもジューシーさでは劣ってしまいますが、数日間の保存は可能です。

熱燻法と比較すると、煙をかける時間も長く、水分も5割ほど失われるので保存性は増します。

それでも、もって数日から1週間程度となるので、作ったらすぐに食べてしまうのがいいでしょう。

出来上がりはソフトで風味豊かなものになります。

冷燻は30度以下の低温で長時間燻製し保存時間も長い

30度以下の低温で燻製する方法が冷燻法で、数日から数週間と長時間の燻製が基本です。

燻製している間にほとんどの場合、水分が抜けでてしまうのでかなりドライな感じの仕上がりになります。

また、30度以下という低温ですので、外気温度がこれを超える場合は作ることができません。

温度管理が重要なカギとなるので、低温での燻製が必要になるため、大型のスモーカー(燻製器)が必要になります。

日本だと基本的に冬場の寒いときしかチャレンジできません。

生ハムやドライソーセージなどが代表的な燻製です。

出来上がりは少し硬めなものになります。

覚えておいて損はない燻製の基本手順

燻製の基本手順はどの燻製法でも対応できるので、覚えておくといいでしょう。

燻製を作る時の基本の手順を説明します。

燻製の基本手順
  • 手順1
    食材の下ごしらえをする

    食材を洗って、食べやすい大きさに切る

  • 手順2
    塩漬け

    濃い塩水につけて食材の内部の水分の水を抜く 

    生の肉や魚を燻製する場合は味付けや殺菌の意味合いで塩漬けにする下処理が必要

  • 手順3
    塩抜き

    塩漬けした食材の塩分を抜くために、1時間ほど流水にさらす

  • 手順4
    乾燥

    食材の表面を30分から半日程度風にさらす

    保存性を高める為に食材の外側の水分を風に当てて乾かす

  • 手順5
    燻煙

    食材や目的に合わせて「熱燻法」「温燻法」「冷燻法」で食材に色や香りを付けて、旨味をアップさせる

  • 手順6
    熟成

    燻煙後、外気にさらし、余分な煙の臭いを取り除く

外気温が高い季節は食材が傷みやすいので、夜間に風乾したり、冷蔵庫で乾燥させたりするのがよいでしょう。

※風乾=直射日光を避け、ほこりやゴミが付かないように風通しのよい場所で乾かすこと
※塩漬け=食材に対して4%から7%の塩分に漬ける

風乾させるときは、乾物ネットがあるとゴミも虫も入らなくて便利ですよ。

おいしいものを食べようと思うと、やっぱり手間暇かけて作らなければいけないんですね!

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燻製時間はチーズや味付き卵は短く初心者にも最適

チーズや味付き卵は、燻製時間も短く初心者にも失敗の少ない最適な食材になります。

家でももちろん、キャンプなどでバーベキューだけでなく、燻製を作っていつもと違うものを振る舞いたい時もあるでしょう。

なんといっても、スモークチーズはお酒のつまみに最高ですよね。

初心者(熱燻法)、中級者(温燻法)、上級者(冷燻法)でそれぞれ作れる燻製の種類を紹介します。

いつも食べている食材の香りづけから始めてみよう♪

スーパーなどで手軽に揃えられる食材に香り付けから始めるのが、燻製初心者さんにおすすめです。

具体的におすすめの食材はこちら↓

  • 味付け卵
  • チーズ
  • ナッツ
  • ウインナー
  • ベーコン
  • サラダチキン

どの食材も普段食べることも多いのではないでしょうか。

これらの食材は下処理の手間がかからないので、初心者にもハードルが低いので燻製しやすいです。

もともと味がしっかり付いていて、そのままでも美味しい食材です。

普通に食べてもおいしい食材を煙でいぶして30分から1時間程度、香りづけをします。

燻製にすることで風味豊かに仕上がる、というわけですね♪

生ものもしっかり塩漬けすることでおいしい燻製へ!

生ものを扱う場合、しっかりと塩漬け、塩抜きの作業を経るとよりおいしい燻製になりますが、香り付けより手間がかかるため中級者向きでしょう。

乾燥時間も必要になり、手間だけでなく時間が少しかかりますね。

もちろん、食材によってはこの工程がいらない場合もあります。

中級者におすすめの食材はこちらになります。

  • ゆで卵
  • マグロ
  • ホタテ
  • サバ
  • サーモン

肉や魚に関してはしっかりと塩漬け、乾燥することが燻製を成功させるポイントです。

ほとんどの物を、塩漬けや醤油漬けにして一晩寝かせて味を付けています。

しっかり味を付けることでおつまみやご飯のお供に最高です♪

しっかり塩漬け、乾燥させなければいけないので、2日がかりの作業ですね。

長期保存をするには時間と温度管理が重要なカギ

冷燻法は15度から30度で数日から数週間燻製をかける方法で時間がかかり、温度管理も重要になることから上級者向きといえます。

冷燻の特徴としては、長時間かけて食材の水分を抜くので長期保存が可能です。

燻煙・風乾を2週間から数か月ものあいだ繰り返すので、一般の家庭では難しい方法になりますよね。

また、食材に熱を通さず、スモーキーに仕上げるのでスモークサーモン作りなどにも適しています。

一般の家庭で作る場合は、基本的には香りづけのためにする燻製が多いでしょう。

日本では冬場限定になってしまいますが、スモークウッドを使えば「スモークサーモン」「お刺身の燻製」のように手軽にできる冷燻もあります。

何日もかかってしまうと、忘れっぽい私にはハードルが高く感じてしまいます。

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燻製時間とスモークウッドやスモークチップの選び方

スモークチップは熱燻法で短時間スモークウッドは温燻法や冷燻法で長時間の燻製に使います。

原木の種類によって、それぞれに合う食材も違います。

<木材><特徴><食材>
クルミ香りがよく重厚で上品な香り食材はオールマイティ
サクラ日本の代表的素材で香り、酸味が強い肉に最適
ナラタンニンが多く、色付きがいい魚介類
ヒッコリー香りが抜群で、欧米で大人気食材はオールマイティ
リンゴ甘くマイルドな香りで上品な仕上がり白身魚、鶏肉

原木の香り(種類)によって、相性のよい食材が違うのですね♪

チップを使う時とウッドを使う時に適した方法と、適した食材をそれぞれ紹介していきます。

スモークウッドは温燻法や冷燻法で使い長時間調理

原木を棒状のまま使う燻煙材を「スモークウッド」といい、温燻法や冷燻法に使う燻煙材で、燻煙時間も数時間から数週間と長いです。

熱源を必要とせず、着火剤のついている箇所に火をつければ一定時間煙を出し続けるすぐれものです。

燻製器のサイズや時間によってスモークウッドを割ったり、2種類合わせたりして使います。

<ウッドの種類><相性のよい食材>
サクラ、ブナベーコン、ソーセージ
ウイスキーオークスモークサーモン

中級者は燻製材のチップやウッドを自分好みにブレンドして理想の香りを探していくのも楽しいですよね。

スモークチップは高温調理の熱燻法に向いている

燻製調理に欠かせないスモークチップは、原料となる木を細かく砕いてチップ状にした燻煙材のことで、短時間で高温調理する熱燻法に適しています。

スモークチップは燻煙材といっても、直接火をつけて使うわけではありません。

スモークチップはなべ底や金属製の皿の上に置き、その下からコンロなどの熱源で炙り、煙を出して使います。

熱源がなくなると煙が出てこなくなるので、調理方法に合わせて火加減を調節しながら食材に香りづけをしていきます。

燻煙時間は30分から1時間ですが、お好みで香りの強さ(=時間)を決めてください。

スモークチップの原木はサクラやリンゴなどいくつか種類があり、使用するチップによって香りや味わいが変わってきます。

<チップの種類><相性のよい食材>
サクラチーズ、ミックスナッツ、牡蠣やホタテなどの魚介類
クルミ、ピート、ヒッコリーどんな食材にも合う
ヒノキチーズ
カエデ、ブナ魚介

どんな食材にも合うクルミ、ピート、ヒッコリーは万能な燻煙材ですね♪

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燻製時間の目安はダンボールスモーカーでも変わらない

燻製は難しいと思っている方って、実は多いのではないでしょうか。

前項で紹介したスモークウッドやチップと、段ボールスモーカーで30分ほどで燻製は簡単に作れるのです!

ステンレスのスモーカーは見たことがありますが、段ボールのスモーカーもあるなんてビックリ。

お手軽感がいいですね♪

ダンボールスモーカーの目安時間は、組み立て・準備に10分、燻製するのに20分でできると紹介されていることが多いです。

香りが強い方が好きな場合や水分が多い場合などは、少しずついぶす時間を長くするといいですね。

燻製器も多数販売されているので、初心者でも使えてキャンプでも自宅でも使える便利なスモーカー(燻製器)を紹介します。

キャンプで燻製するなら持ち運びが簡単だと便利♪

初心者でも気軽に買えるのは使い勝手のよいダンボールスモーカーや、折り畳みできるスチール製のスモーカーです。

まず私が紹介するのは、使い勝手のよいダンボールスモーカーです。

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この商品の説明に書いてある燻製時間の目安は50度から80度で1時間から2時間となっています。

食材の水分を飛ばしながらいぶす燻製で、やわらかな舌触りになるのが特徴。

組み立てるのにも時間はかかりません。

ステンレスなどの金属のものを買ってしまったら、また使うのか?と悩んでしまうかも知れません。

ダンボールでできていますから、処分する際も他のダンボールと一緒に捨てることができます。

ダンボールスモーカーは折りたたむと薄くなるので、キャンプに行く時も車の端っこに立てて入れておけば邪魔になりません。

なんといっても軽いので持ち運びにも便利です。

ステンレスの折りたたんで持ち運びができるタイプは、燻製が好きで何回も作りたい場合におすすめです。

主に熱燻法、温燻法に使われますが、熱燻法だと目安時間も10分から1時間程度で、ジューシーな仕上がりに。

ダンボールよりは重たいですが、きちんとお手入れをしていれば何回も使うことができます。

そして、このSOTOのスモークスターターキットだとチップもセットになっているので、どのチップやウッドを買ったらいいのかわからない初心者にも優しいですね。

もちろん、折り畳むことができるので場所も取りません。

商品説明に「スモークにルールはありません。前の日の残り物、お肉お魚スイーツ、なんでもチャレンジしてみましょう」と書いてあるのが印象的です。

おにぎりやスイーツまでスモークするなんて思いつきませんでしたよ。

自宅で簡単!使いやすいセラミック燻製なべ

自宅で作る場合に私がおすすめするのは、家庭用ガスコンロで手軽に燻製を楽しめるセラミック燻製なべです。

蓋がしっかり閉まり密閉されるので、時間を気にすることもなく、室内であっても煙は漏れません。

このなべは燻製のほかに、焼き芋やピザも作れるので主婦の私にはとっても魅力的な商品!

この商品の目安時間は、熱燻法だと80度で10分くらい、温燻法だと30度から80度で数十分から数時間で作れます。

これはガスコンロで使う商品なので、IHでも使えるものがあればいいなと思います。

自宅がIHだとしても、カセットコンロがあれば使うことができますよ。

カセットコンロで作ればキッチンのコンロはいつも通り空いているので、時間短縮にもなりますよね。

自宅ではもちろん、アウトドアやキャンプでもちょっと特別感を楽しむことができる燻製。

基本工程をマスターしたら、お酒のつまみにひとひねり♪

ミックスナッツやドライイチジクなどの材料を燻製器に入れて香りが付くまでいぶすだけ、と手軽に作れるのが魅力です。

まとめ

  • 燻製時間の目安は最短30分からで、普段食べているチーズやウインナーをいつもと違う風味で味わえ、初心者も手軽に楽しむことができる
  • 燻製方法は大きく分けて熱燻法、温燻法、冷燻法の三つがあり、燻製目安時間も30分から数週間と幅がある
  • 熱燻法は80度以上の高温で目安時間は30分から1時間程度の初心者向きであり、チーズや味付き卵は最適な食材
  • 温燻法は50度から80度で目安時間は2時間から5時間程度の中級者向きで、食材で生ものを扱う場合は塩漬け、塩抜きの作業が必要になる
  • 冷燻法は15度から30度で目安時間は数日から数週間の冷燻法は時間がかかり、15から30度で燻製をかける方法なので温度管理も重要になり、上級者向きといえる
  • 原木を棒状のまま使う燻煙材をスモークウッドといい、温燻法や冷燻法に使う燻煙材で、燻煙時間も数時間から数週間と長い
  • 燻製調理に欠かせないスモークチップは、原料となる気を細かく砕いてチップ状にした燻煙材のことで、短時間で高温調理する熱燻法に適している
  • 使い勝手のよいダンボールスモーカー、キャンプ好きには何回も使えるステンレス製、自宅で作るならセラミック燻製なべ、をそれぞれ紹介

ここまで読んで、燻製についてとっても詳しくなりましたね!

これから始めようと思っている方、ちょっとレベルアップしたい方も、3つの燻製法や使うウッドやチップも上手に使い分けると様々な燻製が作れます。

何を買ったらよいかわからない場合は、燻製材もセットになっているものを買えば燻製を楽しむことができますよ。

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