コーヒー豆をもらったり粉と勘違いして購入したりすると、豆を挽くコーヒーミルがないと困りますね。
コーヒーミルが自宅にない場合でも、すり鉢やハンマー、ミキサーがあれば代用できますよ。
実際にコーヒーミルを代用して豆を挽いてみたので、やり方とコツを解説します♪
また、高価な印象のコーヒーミルですが、実はお手頃価格で購入できますよ。
知らずに高価なコーヒーミルを購入すると後悔するかも!
100均で購入できる商品の説明と電動や手動コーヒーミルの特徴を踏まえたおすすめを紹介します。
あなたのコーヒータイムに参考となる内容をお伝えしますね!
私と同じコーヒー好きなら、コーヒーミルに憧れはありませんか?
せっかくコーヒー豆が手に入ったのなら、この機会にコーヒーミルの購入がおすすめです♪
デザインと機能性を兼ね備えたハリオのコーヒーミルなら、初心者でもハンドルが回しやすく均一に豆が挽けますよ。
コーヒーミルの代用方法3つを実際に試して詳しく解説!
うちにはコーヒーミルがないけど、豆を挽くことはできるのかしら?
コーヒーミルがない場合はすり鉢やハンマー、ミキサーで代用ができますよ。
普段は使わないコーヒー豆をもらったり間違えて買ったりすると、どうやって粉にするか悩みますよね。
コーヒーミルがなくて代用する際に、失敗しないためのコツやポイントを説明します♪
どの程度まで挽くかを、5段階ある豆の粗さ(粒度)に合わせて確認しておきましょう。
- 苦みの強い極細挽き
- 苦みとコクが出やすい細挽き
- クセがなく飲みやすい中細挽き
- すっきりした味わいの中挽き
- 酸味が多く苦みが少ない粗挽き
すり鉢では豆が飛ぶのと時間がかかることを考慮して
最初はすり鉢でコーヒー豆を挽いてみました。
問題なく挽けますが、豆が器から飛ぶことと好みの粒度まで挽くのに時間がかかるので注意が必要です。
実際にやってみたので写真付きでやり方とコツをお伝えしますね。
- ①すり鉢とすりこ木を用意する
わが家にはすりこ木がなかったため、離乳食時期のすりつぶしスプーンを使用
- ②コーヒー豆をつぶす
すり鉢でそのまま豆に力を入れると飛ぶため、ビニール袋に入れてつぶす
- ③ある程度豆がつぶした後すり鉢の上に出す
半透明の袋でやった結果、豆が潰しきれなかったので具合がわかる透明のものがおすすめ
- ④コーヒー豆を好みの粒度まですり鉢で挽く
豆が粗めの部分がすぐにわかるため、好みの粒度まで挽く
(中細挽きから中挽きの間まで挽くのに私は18分かかりました)
- ⑤完成
苦みが少なくすっきりした味
豆が飛ぶので袋に入れてつぶす必要と、すり鉢で挽くのに時間がかかるのがデメリットですね。
時間はかかりますが、豆全体を調整しながら挽けるためあなた好みの粒度まで挽けますよ。
すり鉢にコーヒー豆の匂いが残るか気になりましたが、わが家の陶器製すり鉢は食洗機で洗うだけで匂いはとれました♪
ハンマーは代用できるが粒度調整が難しく音が大きい
ハンマーでは豆を早く割れますが細かな調整は難しく、使用時は音が大きくなります。
実際に行ってみました。
- ①透明な袋に豆を入れる
破れないように厚めの袋を使用する
(私は生地が厚手のジップロックを使用しました)
- ②ハンマーで豆を叩く
机で直接では振動が強かったので、まな板の上がおすすめ
叩く時に大きな音が出るので時間帯に注意する
- ③好みの粒度まで豆をつぶす
叩くだけでは粉にできないため、押しつぶす
(私は叩くのに5分、押しつぶすのに8分かかり中挽きほどになりました。)
- ④完成
アメリカンのようなさっぱりとした味
13分ハンマーを使用したので、使い慣れていない私は手がしびれて中挽きでやめてしまいました。
叩く音が大きく細かな調整が難しいのがデメリットですね。
しかしすり鉢よりも早く豆が潰れるのと、袋をそのまま使うため洗い物が出ず片付けが簡単ですよ。
ハンマーのような硬いものなら同様にできるため、粒度を気にせずに飲める場合は代用しやすいやり方ですね。
実際に行った時は大きな音で子どもがびっくりしましたが、途中から一緒にやって工作のような時間になりました。
ミキサーは早く豆を挽けるが使用できない種類もある
ミキサーは手早く豆を挽けますが、氷が砕ける種類以外は故障する可能性があるので確認が必要ですよ。
実際に行った様子です。
- ①豆をミキサーにセットする
ショップジャパンのマジックブレット(フラットブレード)を使用
- ②ミキサーを回す
すぐに豆が挽けるので状態を観察しながら行う
豆が偏りやすいので全体が挽けるように調整する
(5秒で粗挽き、10秒で中細挽きプラス中挽き、15秒で細挽きから極細挽きになりました)
- ③完成
味は酸味をほとんど感じず苦みが強め
細かく挽けすぎて粉がミキサーに付いてしまい、均等にはなってない印象です。
粒度調整が難しく、粉が付着したミキサーを片付けるのがデメリットでした。
しかし代用品とは思えない簡単さで豆を挽けるうえに、15秒という早さは驚きですね。
細かな粉部分ができるため苦みの強いコーヒーとなりますが、手早く豆を挽きたい場合にはミキサーの代用がおすすめですよ。
私は苦みの強いコーヒーが好きなので、今後代用する時があればミキサーにするつもりです♪
コーヒーミルは代用だけでなく100均で安く購入もあり
代用品以外で豆から挽いたコーヒーを飲みたいけど、コーヒーミルは高いから手が出しづらいわね。
コーヒーミルはキャンドゥ、ダイソーで100均商品とは思えない高いスペックで販売されていますよ。
コーヒーミルは高くて簡単には買えないイメージですが、100均で購入できたら代用する必要がなくてうれしいですね。
ダイソーとキャンドゥで扱っているコーヒーミルの紹介をします。
キャンドゥはコンパクトなサイズと豆を挽く早さが魅力
キャンドゥのコーヒーミルは缶コーヒーより少し大きめ程度のコンパクトなサイズ感なのに、一杯分の豆をわずか1分半で挽けますよ。
私も使用中ですが、縦15センチ、直径6センチ、重さ250gでキッチンに出しても収納しても、邪魔にならないサイズ感です。
本体をしっかり掴めるので力が入れやすく、ゴリゴリと早く豆を挽けるのも魅力的!
ただし上部にあるネジの締め具合で粒度をきめるので、挽き具合を毎回同じに調整するのが困難ですよ。
私が使用した結果、ネジの締め具合による粒度はこちらです。
ぜひ参考にしてください♪
私は偶然寄ったキャンドゥの店舗にあり購入できましたが、人気商品のため置いていない可能性があります。
公式販売サイトで扱いがあるため、確実に欲しい場合はそちらの使用がおすすめですよ。(2023年6月時点)
ダイソーは値段が2種類ありそれぞれ魅力が違う
2種類の販売があり、550円商品は粒度調整が簡単にでき、1,100円商品はカップとフィルターまでセットなのが魅力ですよ。
それぞれの特徴をまとめました。
- ダイヤルだけで5段回の粒度調整が簡単にできる
- 縦18センチで直径8センチ、重さは400gで粉受けがガラス製
- ハンドルの位置をずらしコンパクトにでき、ガラスに注意すれば持ち運びは可能
- ハンドルを3回転させて臼が1回転するので、豆10gにかかる時間が3分以上かかる
ダイヤルを合わせるだけで、粒度調整ができるのがうれしいですね。
ただし豆を挽くのに時間がかかるため、忙しい時間帯は避けたほうがいいですよ。
- コーヒーミルだけでなく、コップ、フィルターまでセットの商品
- セット内容を収納して約15センチ、重さ280g とコンパクト
- 粒度調整はつまみなので、挽き加減をみながら行う必要がある
- コーヒーミルにカバーがないため、挽いている間に豆が周りに飛ぶ可能性あり
どちらも人気で、店舗で出会えたらラッキーな商品ですよ!
在庫がない時期がありましたが、現在(2023年6月時点)は公式販売サイトで購入可能です。
自宅で粒度にこだわってコーヒーを入れるのも、外にいながら豆を挽いてコーヒーを飲むのもすてきな時間ですね。
代用品よりも100均商品のコーヒーミルならあなたが望むコーヒータイムを作れますから、ぜひお試しください♪
コーヒーミルは電動ならば豆を均一に多量に挽ける
継続的に多量のコーヒー豆を挽きたいと考えるなら電動のコーヒーミルがおすすめです。
コーヒーミルで挽いた豆からコーヒーを飲む、というリラックスタイムは憧れますね。
電動のコーヒーミルがあれば自宅で大量に豆を挽けるので、香り高いコーヒーが手軽に飲めますよ。
ただし、電動タイプには多くの種類があるため、知らないとあなた好みの商品を選べないかも。
知って欲しいコーヒーミルの特徴とおすすめ商品を紹介しますね。
刃の種類により挽き方が違うので好みに合わせて選ぼう
電動コーヒーミルは刃に特徴があり、プロペラ式・コニカル式・カット式と、豆の挽き方が3種類あります。
刃の種類で値段が変わり、高価なものほど機能が充実して好みに合った挽き方ができますよ。
刃の種類一覧はこちらです。
刃の種類は安いものからプロペラ式、コニカル式、カット式となっています。
初めて電動タイプのコーヒーミルを購入する場合のおすすめは、お手頃価格のプロペラ式とコニカル式♪
特にプロペラ式は安く水洗いできるタイプもあるので、初心者に使いやすいですよ。
代用したミキサーくらい早く挽けるうえに豆は均一なので、忙しい時間帯でもサッと使えますね!
使いやすいものを選ぶために性能や予算を確認しよう
刃の種類はわかったけど、他に電動タイプはどんな特徴を知ってから選ぶといいのかしら?
電動コーヒーミルは使用方法、稼働音、手入れ方法などを確認し、あなたの使いやすい性能と予算に合わせて選ぶといいですよ。
特徴を一覧にしました。
ミルがコーヒーメーカーと一体型になっている商品もあり、置き場所も考える必要がありますね。
また電動タイプは豆を挽く音が大きく、刃の摩擦熱で風味が低下する可能性があることも知っておくといいですよ。
あなたの好みに合わせた商品を購入できれば、忙しい朝も挽いた豆からコーヒーが飲めてうれしいですね。
コスパ良好のカリタ電動コーヒーミルを紹介
コスパのいい電動コーヒーミルならカリタの「電動コーヒーミルCM-50」がおすすめです。
プロペラ式のコーヒーミルで、高さ約18センチ、直径約10センチの手動コーヒーミルくらいのコンパクトサイズが魅力!
電源はコンセントで水洗いはできませんが、付属でブラシが付いていますよ。
粒度はダイヤルではなくボタンを押す時間で決まるため、初めての使用時は少しずつ調整しながら行う必要があります。
しかしシンプルな構造で簡単に操作ができ、ミキサーよりも均一に豆が挽けますよ。
豆を毎日手動で挽くと大変なので、特別な時は手動で、普段使いは電動でと使い分けも良いですね。
機能充実のハリオV60電動コーヒーグラインダー
高機能商品を購入しようと考えるのならば、ハリオのV60電動コーヒーグラインダーがおすすめですよ。
コニカル式の卓上タイプで、最大100gの豆を挽くことができます。
粒度調整は驚きの39段階あり、豆の挽き方はあなたの好みぴったりへ!
ただし豆を挽いた後に雑味の原因となる粉が残りやすいため、使用後の手入れはしっかり行う必要がありますよ。
値段は10,000円以上ですが、粒度の調整で気分に合わせた味のコーヒーが飲めるので、お値段以上の価値を感じるかも♪
時間帯によって濃い味にしたり、さわやかな味にしたりしてコーヒーを楽しめば良い1日を過ごせそうね!
コーヒーミルが手動ならくつろぎタイムを演出できる
手動タイプは風味を損なわずに豆を挽けて、その時間も楽しめるのが魅力です。
ハンドルを回して豆を挽くので一度に多くの量は作れませんが、摩擦熱が抑えられて風味を損なわず粉にできるメリットがありますよ。
そして豆を挽く時に出る香りや手に伝わる振動は、コーヒーを飲む楽しみを倍増へ♪
一度に大量に挽けないのと、力の入り具合や挽くリズムにより挽きムラが出やすいのがデメリットです。
手動コーヒーミル4つの特徴とおすすめ商品を紹介しますね。
粒度調整と手入れがしやすい好みのデザインを探そう
手動コーヒーミルは、粒度調整と手入れが簡単にできて、あなたが楽しく豆を挽けるデザインを探しましょう。
電動のコーヒーミルと比べ豆の挽きムラがでやすいので、粒度調整機能やハンドルの回しやすさは購入時の大切な目安ですよ。
手動コーヒーミルの特徴一覧です。
おしゃれなデザインが多く、持ち運びしやすいサイズもありますよ。
手間はかかりますが私は豆を挽く瞬間に広がる香りが大好きなので、コーヒーを飲む前からリラックスできる手動タイプもおすすめです♪
多量の豆を挽くのは大変なので、くつろぎタイムを過ごすための一品、と考えて使用するといいですね。
持ち運び簡単なハリオのセラミックコーヒーミル
持ち運びタイプの手動コーヒーミルなら、ハリオのセラミックコーヒーミル・スケルトンがおすすめですよ。
高さ約17センチ、直径約9センチで、粒度はハンドルを外した先にある粗さ調整ナットで変えられます。
ハンドルが安定して回しやすいので、挽きムラが出にくいのもポイント!
挽いた豆をそのまま保存できる蓋もセットなので、保存場所も困りません。
細かく分解できるので手入れも簡単ですが、部品をなくさないようにご注意を!
説明書付きでわかりやすく、スタイリッシュな見た目は置いてあるだけで気持ちが盛り上がります♪
趣のある雰囲気ならカリタのドームミルがおすすめ
昔ながらのデザインをお探しなら、置いてあるだけで印象に残るカリタのドームミルがおすすめです。
ドーム型の蓋が付いた、高さ16センチで卓上タイプのレトロチックなデザインが特徴の商品ですよ。
粒度はハンドルを外した先にある調整ネジを動かします。
本体が重く底面に滑り止めも付いているので、豆を挽きやすいですよ。
ただし、刃が本体から取り外せず粉受けも木製のため洗えないので、ブラシで念入りな掃除が必要です。
しかし見た目だけでなく機能も十分な商品なので、憧れのコーヒーミルを購入するなら選びたい1品ですね。
まとめ
- コーヒーミルが自宅になくても、すり鉢やハンマー、ミキサーで代用できる
- すり鉢でもコーヒーミルの代用はできるが、豆が器から飛ぶ可能性と好みの粒度まで挽くのに時間がかかる
- ハンマーでは豆を早く割れるが細かな調整は難しく、使用時は音が大きくなる
- ミキサーは手早く豆を挽けるが、氷が砕ける種類以外は故障する可能性がある
- キャンドゥのコーヒーミルはコンパクトなサイズ感なのに、一杯分の豆をわずか1分半で挽ける
- ダイソーは粒度調整が簡単にできる550円商品と、カップとフィルターまでセットの1100円商品がある
- 電動タイプのコーヒーミルは一度に挽ける豆の量が多く均一に挽けるが、刃の種類で値段が変わる
- 手動タイプは風味を損なわずに豆を挽けて、その時間も楽しめるのが魅力
- 使用方法、稼働音、手入れ方法などを確認し、使いやすい性能と予算に合わせて電動コーヒーミルは選ぶといい
- 手動コーヒーミルは粒度調整と手入れがが簡単にできて、あなたが楽しく豆を挽けるデザインを探そう
コーヒーミルの代用にすり鉢やハンマー、ミキサーが使えるので、いざという時にはやり方を参考にしてくださいね。
継続してコーヒー豆を使用するなら、100均のコーヒーミルを試すのもおすすめですよ。
そして豆を挽いたコーヒーが気に入りコーヒーミルを購入するか悩んだ時には、あなたに合ったものを選んでくださいね。
あなたがくつろげるコーヒータイムを作れることを願っています。
くつろぎのコーヒータイムにはぜひこちらの商品を使用してください♪
粒度調整、ハンドルの回しやすさで豆が均一に挽けて美味しいコーヒーができますよ。
手入れは分解できて簡単に行えるので、長く愛用できますね。