エアコンからカビ臭いニオイがする!今すぐ出来る応急処置を知りたい!
せっかくエアコンで快適な室温にしているのに、カビ臭い空気が充満していたら気分も下がりますよね。
エアコンのカビ臭いニオイを取るためには、夏場は16度に設定し、冬場は30度に設定することによって応急処置ができます。
エアコンにほこりや水分が溜まることによってカビが発生し、それを吸ってしまうことによって人体にも影響を与えかねません。
エアコンを掃除することによって、カビ臭さが無くなり、冷房の効きも良くなり、さらには電気代の節約にも繋がってきます♪
この記事では、エアコンのカビ臭い応急処置と予防法、プロの業者に依頼する時の料金目安やタイミングについて解説しています。
エアコンがカビ臭いなら応急処置!解決には掃除を♪
久しぶりにエアコンをつけてみると、カビ臭いニオイがする経験をした事はありませんか?
夏場は冷房、冬場は暖房に設定し、換気することによって応急処置ができます。
エアコンは一見キレイに見えても、エアコン内部に水分やほこりが溜っています。
その汚れがカビに変わり、臭いニオイの原因となってくるのです。
急な来客や、今すぐカビ臭いニオイを消したい時の応急処置方法と掃除の手順について解説していきます。
すぐできるエアコンのカビ臭い応急処置!温度差が重要
室内と外との温度差をつけることでカビ臭いニオイが軽減されます。
夏にエアコンを最低温度で冷房運転すると、結露した水に、カビなどのニオイ成分が溶け込み、ホースをつたって室外へ排出されるため、ニオイが軽減する仕組みです。
窓を開けることで、空気中に漂うニオイも一緒に室外に排出されるので、より効果的にニオイを取り除けますよ♪
逆に、冬は高い温度設定にすることでエアコン内部を高熱乾燥させることにより、カビ菌を死滅させることができるのです。
カビ菌の死骸を追い出すために、窓は全開にして行なうとよいでしょう。
これでニオイが消えるなら早くて楽ですよね♪
<デメリット>
- 全力でエアコンを使うので、電気代がかかってしまう
- 結露はほこりや汚れを含んでいるので、水を排出するホースを詰まらせる可能性がある
ただし、紹介した方法は「効果があった」と言われる一方で、あくまでも応急処置です。
メーカーが推奨しているわけではないので、時間に余裕がある時には、掃除しておきましょう♪
カビ臭いならエアコン掃除!パーツ別にポイントを紹介
エアコンのカビ臭いニオイを取り除くためには、しっかりとカビを取り除く必要があります。
先ほど紹介した、応急処置だけではカビを取り除くことは出来ません。
エアコンの掃除をする方法は、カバー・ルーバー(吹き出し口の部品)・フィルターを水洗いし、一番重要なのは熱交換器の掃除をすることです。
水洗いで落ちない場合は中性洗剤を使うとキレイに落ちます。
洗剤を使うときは、洗剤が残らないようしっかり拭き上げしょう。
くわしい掃除の手順は機種によって異なりますが、基本的なエアコンの掃除のポイントはこちら。↓
1.カバー
・前面・側面・上面など直接手が届きにくい部分のホコリも取り除けるように、ロングタイプの曲がるモップがあると便利!
2.ルーバー(吹き出し口の部品)
・手の届く範囲でホコリを落とし、かたく絞ったタオルなどで拭く
・ルーバーは取り外したことが原因で壊れてしまう機種もあるので注意
3.フィルター
・フィルターを付けたままの状態で、掃除機を使って表面のホコリを吸い取る
・フィルターを取り外し、掃除機で外側からホコリを吸い取ってから水洗いする
・洗い終わったら陰干ししてしっかり乾燥させる
熱交換器は素人が掃除すると故障の原因になるので、掃除する時はプロの業者に依頼しましょう。
エアコンの掃除の正しい手順はこちらの記事を参考にしてみて下さい↓
カビ臭さの原因は生活臭の排出とエアコン内部のカビ!
エアコンのカビ臭さの原因は、「生活臭の排出」と「エアコン内部のカビ」です。
油やタバコ、ペットや芳香剤などの生活臭をエアコンが吸い込むことにより、入り混じったニオイが排出されていることで臭くなってしまいます。
特にカビ臭い原因は、エアコン内部でのカビや雑菌の繁殖です。
エアコン内部はほこりが溜まりやすく、結露も起こりやすいので、湿気が多くなりその結果カビや雑菌が繁殖してしまうのです。
エアコンから発生するカビのほとんどが「黒カビ」とされていて、黒カビは人体への影響に関わってきます。
黒カビは風邪や、アレルギーを起こす原因です。
定期的に掃除をするといいですよ
特に免疫力の低い小さいお子さんや、お年寄りがいる家庭は気を付けたいですよね。
エアコン内部にある熱交換器は、最もほこりとカビが繁殖しやすい場所で、ニオイ以外にもエアコンの不調の原因に繋がることもあります。
特に熱交換器部分は、素材がアルミなので変形しやすくなっています。
素人がやってしまうと故障の原因にもなってしまうので、プロの業者に依頼するといいですよ♪
プロの業者に依頼する場合は、後半でプロの業者に依頼する時の料金目安やタイミングを解説しているので参考にしてみて下さいね。
熱交換器とは、エアコン内部にある空気を暖めたり冷たくしたりして熱を交換する部品
エアコンのカビ臭い予防法や防カビグッズ3つを紹介♪
カビ臭いニオイの予防法が知りたいな
エアコンを掃除した後はなるべくキレイに保ちたいし、カビ臭いニオイも予防しておきたいですよね。
エアコンにほこりや結露を溜めないことがポイントとなるので、エアコン使用後に内部クリーン運転をして、乾燥させましょう。
日頃からエアコンのカビ臭いニオイの予防しつつ、エアコンの防カビグッズも活用するとよいですね♪
スプレーするだけ、貼るだけ、掃除しながら防カビができる、など便利な防カビグッズと予防法を組み合わせて、エアコンをキレイに保ちましょう。
エアコンにほこりやカビを溜めない予防法
せっかく掃除したのに、エアコンからカビ臭いニオイがしたら嫌ですよね。
そのようなことが起こらないために、予防法を知っておきましょう。
使用後に、内部クリーンか、送風運転をするとカビ予防になりますよ。
他にも予防法を挙げているので、参考にして下さいね。
◆冷房・除湿の使用後に内部クリーン運転 or 1時間以上の送風運転
内部クリーンの機能は、エアコン内部を乾燥させることで、カビ予防になりますし、自動停止してくれます。
内部クリーンボタンがない場合は、
- 送風運転を3~4時間運転
- 冷房運転 (31度)を3~4時間運転
このどちらかをすることで、内部クリーンと同様の効果が得られます。
◆使わない時期も送風運転をする
使わない時期でも、ほこりが溜まりカビが繁殖していきます。
月に1回は1時間以上の内部クリーン運転や送風を行い、エアコン内部にほこりやカビを溜めないようにしましょう。
◆こまめな換気
生活臭がエアコン内部に混じり合い、ニオイの原因になってしまうので、部屋をこまめに換気しておきましょう。
◆2週間に1回のフィルター掃除
フィルターはほこりをキャッチするので、放っておくとほこりが溜まっていく一方です。
ほこりを放置していると、カビが繁殖してきニオイの原因になったり、エアコンの効きも悪くなったり、電気代がかかってしまうことも…。
そうならないためにもフィルターの掃除は、最低でも月に1回は取り除くようにしておくといいですよ。
カビ臭いニオイを発生させないためにも、しっかりと対処したいですね。
でもフィルター掃除って面倒よね…。
そこでおすすめしたいのが、エアコンのカビ臭いニオイの予防ができるグッズです!
色々な防カビグッズが出ているので、用途や使い勝手の良さで選んでみて下さいね♪
簡単にカビの臭いを除去!!予防グッズおすすめ3選
簡単にカビ臭いニオイを除去してくれる、防カビグッズ3選を紹介していきます♪
◆エアコンカビトルデス100mL「カビ除去+防カビ効果 約1ヶ月持続+カビ臭除去+除菌」
スプレーするだけでエアコン内部や吹出口などのカビを強力に除去できる!
<おすすめポイント>
●微細ミストが奥まで入り、見えないカビも徹底除去!さらに防カビ効果も♪
●空気清浄機・加湿器・浴室乾燥機・除湿器などのフィルター、吹出口にも使用可能
●掃除機能付きのエアコンもOK!
●塩素系成分を使っていない
<口コミ>
●エアコンがカビ臭くて、半信半疑で使用したところ、改善された
●30台分使えて、容量はたっぷりだった
●古いエアコンでカビ臭かったが、本製品を使ってみると全く匂わなくなった
●効果は十分満足だが、フィンの黒ずみまでは取れない
エアコン以外にも使えますし、塩素系成分が入っていないので、刺激臭がしなくとても使い勝手が良い商品です♪
ニオイは取れますが、お掃除用ではないので黒ずみ等は取れないという声もありました。
エアコン内部を掃除してから、スプレーを使うとより長く効果が感じられますよ♪
ちなみに車のエアコンには、使用出来ないので注意して下さいね。
◆コジットパワーバイオエアコンのカビきれい防カビ・消臭(交換目安:3ヶ月)
エアコンの吸気口に取り付け、バイオがカビや悪臭の原因となる物質を抑える防カビ剤!
<おすすめポイント>
●ニオイが気になったら貼るだけ
●パワーバイオは、防カビはもちろんの事、消臭効果もプラスし、香りでごまかさない!
●カビ・ニオイを抑えるお掃除アイテム
<口コミ>
●エアコンの臭いはほとんど無くなった
●季節の変わり目でも、心なしかカビ臭さがなくなった
エアコンの吹出口に貼るだけで、ニオイがなくなるなんて手間要らずでいいですよね♪
パワーバイオシリーズは微生物の働きを利用し、カビ・臭いを抑える効果があります。
即効性のある商品ではないので、効果を感じられるまで気長に待ちましょう。
◆らくハピ エアコンの防カビ スキマワイパーセット
掃除&防カビが備わって、使いやすいワイパー♪
<おすすめポイント>
●除菌99%
●ほこり・黒カビ汚れも落ちる
●カビ臭いニオイ除去
●しなやかに曲がり使いやすい
<口コミ>
●黒カビの様な凄い汚れが取れました
●奥までスライドさせて掃除がしやすく、黒い汚れがついてきて良かった
●エアコン掃除の際に、洗浄スプレーと合わせて使用したら、汚れがかなり取れた
●よく落ちるが、狭い場所の掃除には向かない
こちらの商品は、ほこりや黒カビの汚れ、カビ臭いニオイも除去し、防カビコートも付いているので使い勝手が良いです♪
ニオイだけじゃなく、「掃除もしたい!」という場合は、こちらの商品が向いていますよ。
ですが、狭い場所には届かないみたいです…。
横幅25mm以内なら入るので、気になる方はエアコンを確認して検討してみて下さいね♪
今回紹介したのは、あくまでカビの発生を防ぐものですので、すでにカビが生えている場合はプロの業者などに頼んで一度キレイな状態にしてから使用することをおすすめします。
エアコンがカビ臭いならプロの業者に依頼するのもあり
エアコンがカビ臭いからプロに依頼したいけど、どのタイミングで依頼しようかしら?
カビ臭いエアコンのクリーニングをプロに依頼するタイミングは、閑散期で安くなる春と秋が狙い目です!!
ここでは、プロの業者によるエアコンクリーニングの料金の目安と、プロに依頼するのにお得なタイミングを解説していきます。
プロの業者によるエアコンクリーニングの料金相場はこちらを参考にして下さい↓
エアコンの種類 | 料金 |
---|---|
壁掛け | 8000円〜10000円 |
壁掛け(お掃除機能付き) | 13000円〜19000円 |
エアコンは、お掃除機能が付いていると構造が複雑なため、どうしても高くなるみたいです。
カビ臭いまま使い続けたり、季節をまたいだりしたくないですから、クリーニングはしてもらいたいけど、なるべく安くおさえたいところですよね!
エアコンクリーニング料金を安く抑えるポイントはこちら♪↓
春(4月〜5月)秋(10〜11月)は、閑散期で安いだけでなく、カビ取りに最適な季節なのです。
3月までは引っ越しが多いため、春の忙しくない4〜5月までが閑散期のため安くなっています。
業者によって料金やオプションが違うので、見積もりを出してもらい、比較して決めるのがおすすめです♪
まとめ
- エアコンのカビ臭いニオイは「夏は設定温度16度+換気」「冬は設定温度30度+換気」で応急処置できる
- この応急処置は、窓を開けて換気し、室内と外との温度差をつけることでカビ臭いニオイが軽減される仕組み
- エアコンの掃除は、カバー・ルーバー(吹き出し口の部品)・フィルターを水洗いし、一番重要なのは熱交換器の掃除をすること
- 熱交換器の掃除は素人では難しいため、プロの業者に依頼するとよい
- エアコンがカビ臭い原因は、「生活臭の排出」と「エアコン内部のカビ」
- 冷房運転や除湿運転の使用後に内部クリーン運転か1時間以上の送風運転をするとカビ予防になる
- エアコンのおすすめ防カビグッズ3選「エアコンカビトルデス」「パワーバイオエアコンのカビきれい防カビ・消臭」「エアコンの防カビスキマワイパーセット」を紹介
- プロの業者に依頼する時の相場「壁掛け:8000〜10000円」「壁掛け(掃除機能付き)13000〜10000円」
- プロの業者に頼むなら、春と秋が閑散期なので安い
エアコンのカビ臭いニオイは応急処置をすることによって一時的に解消されることもありますが、内部にカビが残っていると効果が薄く、健康にも良くありません。
エアコンがキレイになると、カビ臭いニオイも消え、エアコンの効きもよくなり電気代が抑えられることも♪
エアコン内部を徹底的にキレイにするメリットはたくさんあるので、日頃の掃除やニオイの予防法とあわせてプロの業者にも頼って、快適なエアコン生活を送りましょう。