卒業前にお世話になった先生へ、感謝を込めてプレゼントを贈ろうかな?
普段はなかなか恥ずかしくて言えなくても、卒業シーズンが近づくと感謝の気持ちを伝えたくなりますよね。
卒業前にはぜひ、お世話になった先生へ、手作りのプレゼントを渡しましょう!
もちろんお店で選んだものでも十分に喜んでもらえますが、高いものを買えばいいわけではありません。
手間暇かけた手作りのプレゼントが、一番感謝の気持ちが伝わるのではないでしょうか。
生徒たちから、サプライズで寄せ書きをもらったときは、本当に嬉しかったです。
この記事では、大人数で作成できるものや、個人で贈りたいときにぴったりな手作りプレゼントのアイディアを、8つご紹介します。
渡すときの注意点を意識し、お世話になった先生へ感謝の気持ちを伝えましょう!
お世話になった先生へのプレゼントは手作りが一番!
学校での勉強や友達との悩みを一緒に解決してくれた先生へ、精一杯の感謝の気持ちを伝えたいですよね。
お世話になった先生へのプレゼントは、クラスメイトと一緒に手間暇かけた手作りのものや、一緒に過ごした思い出が詰まったプレゼントが、特に喜ばれます。
お世話になった先生への手作りプレゼントは、以下のものが挙げられますよ!
寄せ書き、フォトアルバム、ビデオレター
ここでは、寄せ書きとフォトアルバム、ビデオレターについて、作り方もあわせて、詳しくご紹介します。
お世話になった先生に隠れて、クラスメイトと一緒にプレゼントを手作りしましょう♪
クラスみんなで寄せ書きしよう!先生に内緒で手作り♪
先生へ渡すプレゼントの定番といえば、クラスの寄せ書きです!
普段聞けない生徒たちの思いに、来年も頑張ろうと、先生は背中を押されるのではないでしょうか。
寄せ書きの色紙は、100円ショップ、雑貨屋さん、ロフトや東急ハンズなどで購入できます。
フラワーブーケの形をした色紙や、飛び出す3Ⅾ色紙などのデザイン性のあるものなど種類がさまざまですよ♪
デザイン性のある色紙も素敵だけど、自分たちで手作りできないかな~?
ここでは、寄せ書きで簡単にデコレーションする方法をご紹介します!
- 色紙
- 色ペン
- 半透明の色紙用シール
- デコレーション用のシール
まず、用意するものですが、ロフトや東急ハンズには色紙のデコレーション用のシールがたくさん揃っています。
風船型のシールを参照していますが、お花型のシールや吹き出し型のシールもありますよ。
先生の好みにあわせて、クラスのみんなで相談するといいですね!
メッセージを書くための半透明の色紙用シールを使えば、色紙が一気に垢抜けますよ♪
ここでは、風船型の透明シールでの寄せ書きの作り方を紹介していきます。
- ①真ん中を空けておいて、クラスの人数分の半透明の色紙用シール(風船シール)を、少し余白を空けながら、まんべんなく貼っていく
メッセージがかさばってしますと、読みにくくなるので、余白を空けることがポイント
- ②真ん中の空白部分に、風船シールをいくつか重ね合わせて貼っていき、重ねたシールの上に大きく、先生の名前を書く
「先生、ありがとう」などの簡単なメッセージを添えておくのもいいでしょう
- ③①で貼っておいたそれぞれの風船シールに、クラスみんなのメッセージを書いていく
- ④最後は、デコレーション用のシールで余白部分にトッピング、もしくはカラーペンでハートやお花などのイラストを描く
余白部分に程よく埋めていくことで、色紙が華やかになります
お花型や吹き出し型などの他の形のシールでも、同様にデコレーションをすれば、素敵なものに完成しますよ。
ちなみに、お花型の透明のシールであれば、ブーケ風にアレンジしてみてもかわいいのではないでしょうか。
フォトアルバムはともに過ごした思い出がよみがえる
いくら生徒とたくさん思い出を作った先生でも、毎年卒業生を送っているので、一人ひとりの顔をどうしても忘れてしまいます。
クラスメイトの思いがいっぱい詰まったフォトアルバムは、見返すたびに、ともに過ごした生徒たちとの思い出がよみがえるでしょう。
また、フォトアルバムにクラスのメッセージも加えると、生徒からの感謝の気持ちがより伝わるのではないでしょうか。
フォトアルバムで、先生と過ごしたかけがえのない思い出を一生ものにしましょう!
- アルバム
- 先生との思い出の写真
- 色紙、画用紙
- 色ペン、ハサミ、のり
- デコレーション用のシール
アルバムは、ロフトや東急ハンズなどで、表紙にリボンがついているタイプ、表紙の窓がハートになっているものなど、さまざまな種類が用意されていますよ。
男性の先生ならクールでカッコいいもの、女性の先生ならかわいいものなど、先生の好みにあわせて選びましょう。
アルバムは、主に3種類の対応があり、黒台紙タイプ、クラフト台紙タイプ、ポケットタイプに分かれます。
黒台紙タイプ | クラフト台紙タイプ | ポケットタイプ |
---|---|---|
●フィルムをはがして、なかに写真やメモをはさむ ●ノリが必要ないので、デコレーションの位置を変えたいときも簡単に調整できる | ●フィルムがついていないので、直接書くことができる ●アレンジ次第で、飛び出すような立体のものも作られる | ●写真を入れるためのポケットがたくさんついている ●写真やメッセージカードを入れることで簡単にデコレーションできる |
渡すまであまり時間がない場合やデコレーションをするのが得意でない場合はポケットタイプ、いろいろ挑戦してみたい場合は、クラフト台紙タイプがおすすめですよ。
ここでは、比較的簡単に作られる黒台紙タイプでのフォトアルバムの作り方を、ご紹介します♪
- ①用意した写真を各ページに、アルバムのサイズに合わせて小さく切る
写真は、四角、三角、丸の形に整えたり、四隅だけ丸く切ったりするなど、メリハリをつけるのがポイント
- ②色紙や画用紙を、四角や丸、ハートなどの形に切り取って、メッセージカードを作る
- ③アルバムの各ページに余白を残して、フィルムのなかに、切り取った写真とメッセージカードを挟んでいく
あまり詰め込むと、見づらく、全体的にぼやけてしまうので、それぞれの写真メッセージを際立たせるためにも、余白を残しておく
- ④最後は、デコレーション用のシールやマスキングテープを使って、トッピングする
マスキングテープは、写真の枠に合わせてまっすぐ貼るのもよし、写真の四隅にちぎったマスキングテープを装飾するもおすすめ
写真のサイズは、各ページのメインの写真を、他の写真より大きくするのがポイント!
何事もバランスが重要です。
黒台紙タイプはフィルムがついていて、何度でも調整できますので、クラスのみんなと相談して、ベストなものを作りましょう。
ビデオレターはスマホで簡単撮影♪アイディア3選
ビデオレターは、かつて動画編集が得意な子がクラスにいないと、どうしても撮るのが難しく、クラス全員を撮り終えたあとでも、DVDを焼くのに手間がかかっていました。
しかし、撮影用のアプリを使えば、スマホで簡単に動画が撮れるようになったので、自分たちの姿をメッセージと一緒に映像に残し、先生を驚かせましょう!
とはいえ、クラスの人数が多ければ、いくらスマホでも簡単に撮ることはできませんよね。
ここでは、おすすめのビデオレターのアイディアを3つ、紹介していきます♪
- 一人ずつ時間を制限して撮っていく
- 思い出の写真をスライドショーにまとめる
- スケッチブックリレーをする
まず、一人ずつ動画を撮っていくスタイルの動画は、寄せ書きと同じく、全員の感謝の気持ちを直接伝えることができます。
また、感謝の気持ちだけでなく、テーマを「将来の夢を語る」や「先生の好きなところ」にして、一言ずつ伝えていくのも面白いのではないでしょうか。
ただ、クラスの人数が少なければ、一人ひとり時間をかけて作られますが、人数が多ければ、一人ひとりの時間を制限する必要があります。
クラスの人数が40人ほどと多い場合は、動画全体の時間がかなり長くなってしますので、スライドショーにまとめるか、スケッチブックリレーがおすすめですよ。
スライドショーで作成する場合は、文化祭や体育祭などの行事で撮影した写真、クラスメイトとの写真や、教室の様子などを、音楽を入れてまとめてみましょう。
動画を見た先生は、当時の記憶が鮮明によみがえり、思い出に浸ることができますよ♪
また、一人ひとりの撮影時間が短くなってしまう場合、スケッチブックリレーも時間短縮できる、おすすめの方法です。
言葉では簡潔に思いを伝えながら、詳しくはスケッチブックに書いていき、クラスメイト全員に回します。
クラスメイトが全員揃
っている日の放課後に、先生に内緒で撮影しましょう!
クラス全員で先生と一緒に完成した動画を見たい場合は、他の先生にこっそり頼んで、プロジェクタースクリーンと、動画を見る別室を用意してもらいましょう!
きっと先生も、サプライズに涙するでしょう。
お世話になった先生へのプレゼントを個人で作る案3つ
担任の先生やお世話になった科目の先生へ、個人でもプレゼントを渡したいな!
個人的にプレゼントを渡すときも、手作りのものが喜ばれますよ!
寄せ書きでは書けない個人的なことを伝えたいときや、個人的にお世話になった科目の先生へ感謝を伝えたいとき、特別なプレゼントを用意したいと考えるかもしれません。
もちろん、お店で購入したものでも喜んでもらえますが、感謝の気持ちを伝えたい場合は、手作りのものが一番心がこもるので、おすすめです♪
今までのようにお世話になった先生に会えなくなる前に、手作りのプレゼントで、最後に今までの感謝を伝えましょう。
ここでは、個人で渡すおすすめのプレゼントである、先生への手紙、似顔絵、フォトフレームをご紹介します。
言葉で伝えられないことは手紙で感謝を伝えよう!
個人で先生に感謝の気持ちを伝えたい場合は、あなたの思いを文章にしてみませんか?
普段、言葉では恥ずかしくて伝えられないことを、文章にして、お世話になった先生へ最後に渡しましょう。
ありのままの感謝の気持ちを文章にしたり、恥ずかしい場合は短文でメッセージカードに言葉を添えたり、伝え方はさまざまです。
クラスメイトと一緒に贈るプレゼントももちろん喜ばれますが、普段聞くことのない生徒個人の感謝の気持ちを直接もらえば、先生もきっとあなたの愛を感じるでしょう♪
手紙をもらってうれしくない先生なんていません。
手紙をもらうと、教師をやってよかったなと思います。
先生の似顔絵やイラストは世界に1つだけのプレゼント
もしあなたが絵を描くのが得意であれば、先生の似顔絵や、先生をモチーフとしたイラストを描いてみませんか?
似顔絵やイラストといえば、幼稚園児や小学生たちのプレゼントの定番ではありますが、中学生、高校生でも、先生にとっては世界に一つだけのプレゼントになります。
もちろん、普段あまり絵を描かない場合でも、描きたい気持ちがあれば、きっと先生にも伝わりますよ。
先生のために描こうという気持ちが、とてもうれしい♪
100均で画用紙や色紙、枠を購入するだけなので、お金もあまりかかりません。
気持ちのこもった絵は先生にとっての宝物になるので、ぜひ描いてみてください♪
手作りフォトフレームはクラスの思い出の写真と一緒に
フォトフレームは自分では普段なかなか買うことはなくても、もらうとつい写真を入れてしまいたくなる実用的なプレゼントです。
フォトフレームを手作りして、クラスの思い出の写真と一緒に、机に飾ってもらいましょう♪
フォトフレームは、画用紙や厚紙を使って一から作る方法や木材を買ってDIYする方法など、さまざまです。
簡単に手作りしたい場合におすすめなのは、シンプルなフレームをデコレーションしていくやり方です。
100均のフレームは比較的シンプルなものが多いので、アレンジしやすいですよ。
購入したフレームを別の色に塗り替えたり、レースを貼ってかわいくしたりして、最後にマスキングテープやデコレーションシールで枠内を飾りましょう♪
一生懸命手作りしたフォトフレームは、先生もきっと喜んでくれ、何度も見返すことでしょう。
お世話になった先生へのプレゼントでお菓子は市販品を
お世話になった先生へ手作りのクッキーを渡したいけど、大丈夫かな?
お世話になった先生へのプレゼントに、お菓子を渡したいと考えるかもしれません。
プレゼントをもらって喜ばない先生はいませんが、手作りのお菓子より市販のお菓子のほうがおすすめですよ。
先生のなかでは、衛生面が気になり、他人の手作りを好まない人もいるからです。
とはいえ、先生は毎年、卒業式で生徒を送り出すたびにプレゼントをもらっており、形に残るプレゼントがだんだん増えていきます。
そのため、お菓子のような消費できるものが嬉しい先生もいるかもしれません。
どうしても手作りのお菓子を渡したい場合は、先生へ事前に確認するほうがいいでしょう。
もし、手作りのお菓子に抵抗がある、もしくはわからない場合は、プリントクッキーかお菓子ブーケを選んでみてはいかがでしょうか?
どちらも手作りのお菓子ではないですが、特別感があり、また個性が出るので、おすすめですよ。
プリントクッキーは枚数を多く頼むと少しお値段は高くなります。
しかし、かなり個性的で、プレゼントのなかでも印象に残りやすいので、お世話になった先生も思わず笑顔になるのではないでしょうか。
また、手作りのお菓子に抵抗がある先生でも、これなら安心して食べてくれるので、おすすめです♪
お菓子ブーケは、花束のような見た目なので、卒業式などの記念日にはぴったりです。
お菓子ブーケのなかにメッセージカードも添えるのもおすすめですよ。
また、あなた自身でお菓子を選びたい場合は、お菓子を何点か購入し、ブーケに包むのもいいでしょう。
あなたの感謝の気持ちと、個性的なプレゼントで、先生も喜ぶこと間違いなし!
お世話になった先生へのプレゼントを渡す際の注意点
生徒からもらったプレゼントは、基本的にどんなものあっても、先生は喜んでくれるでしょう。
プレゼントを渡したいという気持ちが、とてもうれしいのです。
しかし、なかには受け取れないプレゼントがあるので、選ぶ際に、いくつか注意する点があります。
お世話になった先生に喜んでもらいたくて、プレゼントを渡したのに、逆に困らせてしまったら、あなたも先生も悲しい気持ちになりますよね。
プレゼントをする相手に喜んでもらうために、ここでは4つの注意点を紹介していきます。
- 金銭や金券は、先生という立場上、受け取ることはできない
- 大きくかさばるプレゼントは持ち帰るのが大変、また家での保管がしづらいので、おすすめしない
- 先生へのプレゼントで、高価すぎるものは、気を遣うだけなので避ける
- 食べ物や飲み物、キャラクターデザインのものなど、好みがわからないプレゼントは、事前に先生へ確認したほうがいい
金銭はもちろん、高価なプレゼントも学校によって禁止されているところもあります。
値段にかかわらず、気持ちのこもったプレゼントであれば、先生は喜んでくれるので、あまりに高価なプレゼントは避けましょう。
また、先生はプレゼントをもらう機会が多く、どうしても毎年プレゼントが増えていきます。
自宅で保管しやすいよう、大きすぎずかさばらないものや、消費できるものを選ぶのが、ポイントですよ♪
お世話になった先生へのプレゼント選ぶときは、なかには受け取れないものもあるので、本当にもらってうれしいものなのか、考えて選ぶようにしましょう。
どんなに安くても、小さい物でも、お世話になったという感謝の気持ちがあれば、必ず伝わります。
まとめ
- お世話になった先生への手作りプレゼントは、感謝の気持ちが一番伝わるのでおすすめ
- 手作りプレゼントの定番である寄せ書きは、クラス全員の気持ちが伝わり、先生にとって励みになる
- 手作りフォトアルバムは、ともに過ごした思い出がよみがえる
- ビデオレターはスマホで簡単撮影でき、先生へのサプライズにぴったり
- 手紙は、普段聞けないあなた個人の感謝の思いが直接伝わる
- 似顔絵は、先生のために一生懸命に書いてくれたその気持ちがうれしい
- 手作りフォトフレームを机に飾ってもらい、見返すたびに思い出に浸ってもらおう
- お菓子は手作りよりも市販で、特別感を出したいなら、プリントクッキーかお菓子ブーケ
- プレゼントのなかには受け取れないものもあるので、先生がもらっても、本当に困らないものなのか考える
卒業が近づくと、今までお世話になった先生や、仲良くしていた友達との別れが辛くなってきます。
しかし、どれだけ濃い時間を過ごしても、誰だっていつかは別れは来るものです。
あなたが旅立つ卒業の日まで、学校で過ごす大切な日々をかみしめながら、今までお世話になった先生への感謝を込めたプレゼントを考えてみませんか?
精一杯の感謝の気持ちがこもった手作りプレゼントに、先生はきっと驚き、喜んでくれるでしょう。